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フィルター自動掃除付き(上)住設エアコン23畳2016年版

各メーカーの上位クラスのエアコン比較。最上位クラスほどの値段はだせないけれども、長く使うのであれば電気代が安く、さらに快適さでも元を取りたい!という人には最適の機種がそろっている。

今までに安い機種で失敗して、値段を出す価値というのがわかっている方はこのページ。

※今回比較の型番は主に住宅設備向けで販売されている機種である

上位機種になるほど、各メーカーの特徴が出やすいので要チェック。

これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。

フィルター自動掃除付き(上)住設エアコン23畳2016年版

値段の上下は日によって変わるので購入前のチェックは必須である。なのでまとめてブックマーク・お気に入り登録も忘れずに

エアコン・オススメのランキング

まだどのメーカーかも決まってない方には役立つページ ⇒ 詳しくはコチラ ⇒ エアコンメーカーを鬼比較!

今回は2016年版の

ダイキン・パナソニック・三菱電機・日立・シャープ

各シリーズの売り

ダイキン:S71TTAXP(上): ストリーマあり

パナソニック:CS-716CXR2(上): ナノイーあり

三菱電機:MSZ-JXV7116S(上): ムーブアイ極あり

日立:RAS-ZJ71F2(上): ステンレス・くらしカメラ3Dあり

シャープ:AY-F71V2(上): プラズマクラスターあり この畳数の取り扱いナシ

鬼比較では安いシリーズから 最安⇒安⇒中⇒上 と表記

以下、各メーカーを省略して表記。

ストリーマとナノイー、プラズマクラスター、ステンレスは空気清浄・清潔さに関連する項目。こちらを参考に↓

エアコンメーカーを鬼比較!!

簡単に分けるとするとイオン系、つまり空中除菌系のナノイー、プラズマクラスターか、物理的にエアコン本体への汚れを防ぐステンレス、エアコンの内部を通る空気に対して作用するストリーマに分けられる。

フィルター自動掃除方式など

パナソニックXシリーズ:自動排出方式

その他:ダストボックス方式

自動排出方式の方がダストボックスの定期的なゴミ捨てが全くないので楽。外にホコリを毎日少しづつ排出してくれるからだ。だが!

意外な盲点もあり⇒エアコン配管(化粧)カバーの事も考えてみたら意外な事実が判明

センサー(カメラ)性能

三菱: 体の部位・日差し・床・壁・人・活動量・間取り・天井・距離

日立:家具・日差し・人の位置/足もと・人数・活動量・距離・人の周囲温度・熱源 ※新・間取りサーチあり

パナ: 日射センサー/ひと・ものセンサー

ダイキン: 人の位置

シャープ: 日射 この畳数の取り扱いナシ

体の部位: 例えば足先の温度を検知で冬の場合は暖房を自動的に足に向けてくれる機能

家具:センサーにより家具の位置を検知し、気流の通り道を見つける

床: 床の温度を見てムラなく運転

壁: 壁の温度を見てムラなく運転

人: 人のいる場所だけ、または風を避けて運転

活動量: 人の状態に合わせて運転

間取り: キッチンやダイニングなどよくいる場所を学習

天井: 天井の無駄な熱をサーキュレーター運転で再利用

距離: 人との距離をみて無駄なく運転

日差し/日射: 日差しを考慮した運転

人が居るか居ないか: 人の場所を検知して風当てや風よけするセンサーではない点に注意

人がエアコンの前から居なくなった場合の各センサーによるオートセーブ、オートオフ、オートオン機能のまとめも参考に↓

オートセーブ・オートオフ/不在省エネ/不在eco機能2016

センサーの間取り検知

日立の場合

日立の間取りサーチ

間取りの変化さえ検知してエアコンの自動空調ができるのは日立だけ。

三菱にもセンサーの検知項目で『間取り』はあるが、ここまでは出来ない。実際は学習エリア機能に関連するようだ。なぜなら、引っ越しや部屋の模様替えをした場合、生活エリアをリセットしなければならないから。

※生活エリア学習機能 エアコンセンサーのムーブアイが部屋の中で人がどの位置にいる事が多いのか学習する機能

なので2間続きの部屋で、上の写真のような空調を望む場合は日立。

センサーによる風当て・風よけは可能なのか?

三菱: 可能 (風よけ設定時)

日立: 可能 (風よけ設定時)

パナ: 可能  (風当て・風よけ設定時)

ダイキン: 可能 (風当て・風よけ設定時)

シャープ: 不可能 この畳数の取り扱いナシ

パナソニックには温冷感センサーがある

温冷感センサー

2016年版の上位機種から新搭載された。今回比較のXシリーズにもアリ。

ただ、本物の世界初は三菱の方がすごい↓2つの異なる温度空間を作り出すことが可能なFZシリーズ

三菱電機(霧ヶ峰)のエアコン【-鬼比較-】一覧2022年版

風当ての時に快適なのは?

センサーで検知している項目が多いほど、いろんな部屋の環境・状況に対応できるので、三菱、日立、パナソニックが快適。

部屋の状況に関係なく(日射以外)  快適温度の精度なら温冷感センサーのあるパナソニック。

エアコンに空気清浄も欲しいなら?

ダイキン・パナソニック・シャープの3メーカー

パナソニックとシャープはイオン系。イオンでの効果を今までに感じた事がある人ならそちらでOK。なので人によって意見が分かれると思われる項目。

こちらも参考に⇒ 空気清浄機 おすすめ 鬼比較

ちなみに加湿も欲しい欲張り派はただ1シリーズのみ!ダイキンの『うるさら7』だけ。量販はRシリーズ、住設はRXシリーズ

ダイキンのエアコン【-鬼比較-】一覧2022年版

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それぞれの機種の本体の写真、口コミ、評判などは各専門サイトでチェック!

ダイキン

ダイキンS71TTAXPと他メーカーの比較チェックはこちら

ダイキンの機種・全シリーズ一覧

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パナソニック

パナソニックCS-716CXR2と他メーカーの比較チェックはこちら

パナソニックの機種・全シリーズ一覧

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三菱電機/霧ヶ峰

三菱電機/霧ヶ峰MSZ-JXV7116Sと他メーカーの比較チェックはこちら

三菱電機(霧ヶ峰)の機種・全シリーズ一覧

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日立(白くまくん)

日立RAS-ZJ71F2と他メーカーの比較チェックはこちら

日立(白くまくん)の機種・全シリーズ一覧

パナソニックCS-X716C2とCS-716CXR2とCS-716CX2の違い

2016年版のパナソニック最上位機種のXシリーズは実は3種類ある。

型番がややこしいので注意。

2016年パナソニックXシリーズ室内機(全畳数で大きさ同じ)

これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。

CS-X716C2とCS-716CXR2とCS-716CX2の違い

大手家電量販店向けルートにX◯◯6Cのタイプと

住宅設備向けルートに◯◯6CXとして販売されている。

3種類とも室内機と室外機、機能は同じだが、

色のラインナップが違うので注意!

X◯◯6Cと◯◯6CXRはホワイト色のみ。

一方、◯◯6CXはホワイトとノーブルベージュ色あり。

6CXシリーズ室内機(すべての畳数で同じ大きさ)

 スペック

CS-716CX2のスペック

両方とも200Vのみ。

パナCS-716CXR2と三菱MSZ-ZW7116Sの違い

パナソニックのXシリーズと三菱電機Z(ZW)シリーズ共に上から二番目の上位クラス。

パナソニックXシリーズ室内機

ホワイトのみ。

三菱電機Zシリーズ室内機

ウェーブホワイトとウェーブブラウンの2色。

パナCS-716CXR2と三菱MSZ-ZW7116Sの違い

以下、パナソニック:、霧ヶ峰:と省略して記載。

スペック

MSZ-ZW7116Sのスペック

※冷房と暖房の項目が逆なので注意。能力の平均は同じだが
カッコの中の最大・最小運転能力に注目。最大運転能
力は大きいほど、最小運転能力の場合は小さいほど快適性能
が良くなる。

これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。

各メーカーの売り

パナソニック:ナノイー

霧ヶ峰:ムーブアイ極(下記、センサーの項目参照)

※今回紹介の霧ヶ峰Zシリーズにもピュアミストを発生させる機能はあるが、ナノイーと比べると簡易的なものと考えていいだろう。

ナノイーとは

ナノイー

目に見えない空気の汚れを抑制。

まず大まかにイオン系かどうかで分かれる。パナソニックはナノイーを気流に乗せて部屋全体に行きわたらせ除菌というイメージ。

センサー

パナソニック:ひと・ものセンサーと温冷感センサー

霧ヶ峰:ムーブアイ極

パナソニックの場合

検知可能なものは、人の位置活動量(人の動きの多い・少ない)人の周囲温度(温冷感)・日差し(エコナビ)・家具の位置(手動)

霧ヶ峰の場合

検知可能なものは、温冷感・360°・体の部位の温度・床・壁・人の位置状態(活動量)・間取り・日射熱・天井・距離

性能解説

パナソニックは2016年版に新しく温冷感を検知できるようになったが、やはり三菱電機が全メーカーの中でセンサー性能NO1と言う点は2016年も変わらず。

特に体の部位ごとの温度まで検知し自動で快適さを調整してくれる点は三菱電機だけである。

暖房の場合

霧ヶ峰のセンサー性能

手足の先まで細かく温度を測定し、寒いと感じている時には足に風あて、温かいと感じ始めたら風よけと自動切り替えしてくれる。

ちなみにパナソニックにも風当てと風よけの設定は出来る。

何が三菱電機と大きく違うかと言うとパナソニックの場合は【人の周り】の温度を検知することで冷暖房の自動調整をしてくれるという点。

人が二人(複数)の場合

パナソニック: 同時吹き分け不可

霧ヶ峰: 同時吹き分け可能

エアコンのフラップ(風向版)の枚数がパナソニックは1枚なのに対して霧ヶ峰は4枚ある。本体の写真でも真ん中から半分の所でフラップの分け目が付いている事が確認できる。

霧ヶ峰の場合は一人ひとりの快適に合わせて二人同時に『風あて』と『風よけ』自動切り替えしてくれる。

もちろん、人が寒いと感じているのか暑いと感じているのかを検知しながらである。

※パナソニックの場合は、複数の人がいる場合には、それぞれの居場所、活動量と人が感じている温度に合わせて調節しますとの事。

家具の位置設定

パナソニック: 可能

霧ヶ峰: ×

パナソニックXシリーズの場合はエアコン室内機の据え付け位置をリモコン操作でセット後に家具の位置設定が出来る仕組み

パナソニックXシリーズの家具の位置設定

これにより効率的にエアコンの風を送る事が可能となる。霧ヶ峰はこの設定がないので、家具などの障害物が多い部屋には向かない可能性がある。

間取りを検知

パナソニック:なし

霧ヶ峰: ◯

これは注意が必要。

霧ヶ峰がカタログで表現している間取りとは【人の行動パターンを学習する】事である。人がいる事の多いエリアを学習し、『ムラなし』運転を選ぶと、そのエリアの温度ムラを抑えるというもの。

実は学習機能であればパナXシリーズにも付いており、こちらは人のよくいる場所を学習・記憶することで、そこを中心に空調を行うというもの。

つまり他メーカーの日立の間取り機能とは全く違う。

リモコンの違い

パナソニック: 液晶バックライトあり・蓄光ボタンなし

霧ヶ峰: 液晶バックライトあり

バックライトありの場合は、就寝時(電気を消して暗い時)のエアコン操作に便利。

霧ヶ峰Zシリーズのリモコンは液晶タッチパネル式で特徴がある(全メーカーで霧ヶ峰だけ)

FZシリーズとZシリーズのリモコン

フィルター自動掃除の方式の違い  

パナソニック: 自動排出方式

霧ヶ峰: ダストボックス式

まず霧ヶ峰Zシリーズがフィルター自動掃除の中でもダストボックス方式と呼ばれる一般的なもの。

文字どおりダストボックスがエアコン本体の内部に内蔵されているタイプ。これを外してホコリだけゴミ箱へ捨てる事ができる。

自動排出方式と言うのは、エアコンの内部に小さな掃除機が付いていて自動でホコリを外に出すイメージだ。

実は自動排出方式には専用のホースが一本つく。

シャープもこのタイプの機種があるし、ダイキンも加湿タイプは同じく専用ホースが必要になる。

ケースとしては少ないが隠蔽配管になってる建物などでは工事不可なので注意が必要である。

標準工事の場合は普通は室内機と室外機をつなぐホースが壁を貫通してすぐ外に出ているのだが、壁の中に埋まって見えないケースがある。

これが隠蔽配管だ。

隠ぺい配管

隠ぺい配管

建物内部、天井裏や下を通るケースもありさまざま。

自動排出方式の利点はやはりダストボックスのゴミ捨ての必要ないという事に尽きるが、もしキッチンの近くに設置するなど、油汚れなどが管の中に長年付着してきた場合はどうするかなども考える必要があるかもしれない。

こちらも参考に⇒エアコン配管(化粧)カバーは掃除方式によっては必ずつけるべき

この点は買う人の判断になる。

パナCS-716CXR2と三菱MSZ-FL7116Sの違い

パナソニックのXシリーズと三菱電機FLシリーズ共に上位クラス。

2016年版の三菱のエアコンはシリーズ数が多いので鬼比較では上位クラスを3つにしている。

パナソニックXシリーズ室内機

2016年パナソニックXシリーズ室内機(全畳数で大きさ同じ)

ホワイトのみ。

三菱電機FLシリーズ室内機

2016年FLシリーズ室内機

パウダースノウとボルドーレッドの2色。一番の特徴でもあるこの四角いデザイン。エアコンがインテリアにもなるだろう。

これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。

パナCS-716CXR2と三菱MSZ-FL7116Sの違い

以下、パナXシリーズ:、霧ヶ峰:FLシリーズ省略して記載。

スペック

MSZ-FL7116Sのスペック

※冷房と暖房の項目が逆なので注意。カッコの中の最大・最小運転能力に注目。最大運転能 力は大きいほど、最小運転能力の場合は小さいほど快適性能 が良くなる。

どのメーカーかも決まってない方は参考に⇒ エアコンメーカーを鬼比較!

各メーカーの売り

パナソニック:ナノイー

霧ヶ峰:ムーブアイ極(高性能センサー)とデザイン

ナノイーとは

ナノイー

目に見えない空気の汚れを抑制。

まず大まかにイオン系かどうかで分かれる。パナソニックはナノイーを気流に乗せて部屋全体に行きわたらせ除菌というイメージ。

センサーによる温冷感の検知

パナXシリーズ: 〇

霧ヶ峰:FLシリーズ: ×

パナソニックの場合

パナソニックは2016年版に新しく温冷感を検知できるようになったが、パナソニックの場合は【人の周り】の温度を検知することで冷暖房の自動調整をしてくれる仕組み

ちなみに霧ヶ峰にも温冷感を検知できるシリーズはある。

ZシリーズFLシリーズと同じような四角いデザインでありながら世界で唯一の技術を初めて搭載したFZシリーズだ。

三菱電機(霧ヶ峰)のエアコン【-鬼比較-】一覧2022年版

体の部位ごとの温度まで検知可能かどうか

パナXシリーズ: ×

霧ヶ峰FLシリーズ: 〇

体の部位ごとの温度まで検知し自動で快適さを調整してくれるセンサー機能は三菱電機だけである。

暖房の場合

霧ヶ峰のセンサー性能

手足の先まで細かく温度を測定することで、きめ細かい快適空調を実現。

もちろん冷房でも重宝する。

フィルター自動掃除の方式の違い

パナXシリーズ: 自動排出方式

霧ヶ峰FLシリーズ: ダストボックス式

まず霧ヶ峰FLシリーズがフィルター自動掃除の中でもダストボックス方式と呼ばれる一般的なもの。

文字どおりダストボックスがエアコン本体の内部に内蔵されているタイプ。これを外してホコリだけゴミ箱へ捨てる事ができる。

自動排出方式と言うのは、エアコンの内部に小さな掃除機が付いていて自動でホコリを外に出すイメージだ。

実は自動排出方式には専用のホースが一本つく。

シャープもこのタイプの機種があるし、ダイキンも加湿タイプは同じく専用ホースが必要になる。

ケースとしては少ないが隠蔽配管になってる建物などでは工事不可なので注意が必要である。

標準工事の場合は普通は室内機と室外機をつなぐホースが壁を貫通してすぐ外に出ているのだが、壁の中に埋まって見えないケースがある。

これが隠蔽配管だ。

隠ぺい配管

隠ぺい配管

建物内部、天井裏や下を通るケースもありさまざま。

自動排出方式の利点はやはりダストボックスのゴミ捨ての必要ないという事に尽きるが、もしキッチンの近くに設置するなど、油汚れなどが管の中に長年付着してきた場合はどうするかなども考える必要があるかもしれない。

こちらも参考に⇒エアコン配管(化粧)カバーは掃除方式によっては必ずつけるべき

この点は買う人の判断になる。

ダイキンAN71TRPとパナCS-716CXR2の違い

2016年版の新商品でダイキンRシリーズは最上位クラス、パナソニックX(CXR)シリーズは上から二番目の高級クラスである。

このダイキンのRシリーズ(うるさら7)は全メーカーで唯一加湿可能なタイプである。

ダイキンRシリーズ室内機

2016年Rシリーズ(すべての畳数で同じ大きさ)2

色・14畳の100V用/26・29畳用を除いた畳数でホワイト以外にベージュ色あり

2016年Rシリーズ(すべての畳数で同じ大きさ)ベージュ色

パナソニックXシリーズ室内機

2016年パナソニックXシリーズ室内機(全畳数で大きさ同じ)

ホワイトのみ。

これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。

ダイキンAN71TRPとパナソニックCS-716CXR2の違い

以下、パナソニック:、ダイキン:と省略して記載。

スペック

スペックAN71TRP

※冷房と暖房の項目が逆なので注意。能力の平均は同じだが
カッコの中の最大・最小運転能力に注目。最大運転能
力は大きいほど、最小運転能力の場合は小さいほど快適性能
が良くなる。

まだどのメーカーかも決まってない方には役立つページ ⇒ 詳しくはコチラ ⇒ エアコンメーカーを鬼比較!

各メーカーの売り  このシリーズの特徴項目へ飛ぶ

ダイキン:ストリーマ

パナソニック:ナノイー

ストリーマとは

ダニ・花粉・ウイルスを代表とする、有害タンパク質・有害物質を分解する技術。
プラズマ放電の一種である「ストリーマ」放電を用い、その分解力を熱エネルギーに例えると、太陽の16個分に匹敵するという。

詳しくはダイキン公式サイト・ストリーマの技術のページ

※ストリーマユニットの長寿命化により、お手入れが不要になっている。

ナノイーとは

ナノイー

目に見えない空気の汚れを抑制。

この2メーカーの大きな違いは空気清浄する方法である。ダイキンの場合は汚れをエアコン内部に取り込んでから強力ストリーマ照射、パナソニックはナノイーを気流に乗せて部屋全体に行きわたらせ除菌というイメージ。

このシリーズの特徴

ダイキン:加湿と垂直気流

パナソニック:温冷感センサー

全メーカーで唯一このダイキンの最上級Rシリーズだけ加湿可能。加湿器と違い外の空気を部屋の中に取り込むときに(室外機の中を通り)水分だけを部屋へ取り込む仕組み【無給水加湿】

ダイキンの無給水加湿

冬場には非常に嬉しい機能だが、いんぺい配管の場合は工事不可なので事前確認が必要である。

※パナソニックXシリーズのお掃除方式(自動排出方式)もいんぺい配管の場合は工事不可

2016年版からの新しい機能・垂直気流

垂直だと何がいいのか?

ダイキンの垂直気流2016年新機能

上が従来の暖房の気流

下が2016年垂直気流である。

※床面が十分に温まってから垂直気流に切り替わる

簡単に言うと

体に直接風が当たりにくい→乾燥を防ぐ

※さらに【うるさら7】には加湿機能もあり

垂直気流に切り替わってからは、ほぼ無風空間で足元から暖めるので風が当たらなくて快適、という点も他メーカーにない特徴になるだろう。

ちなみにこの気流で運転音が50%低減された。

センサー

ダイキン:人感センサーと床センサー

パナソニック:ひと・ものセンサーと温冷感センサー

ダイキンの場合

人の位置と

ダイキンの人感センサーは人の体温までは検知できない。

ダイキンRシリーズの2016年版では床センサーが追加された。

ダイキンの床温度センシング

人・床温度センサーで床面の温度分布を細かく検知。あたためる位置をコントロールすることで、床面全体をムラなくあたため、さらに垂直気流との組み合わせで快適度UP。

ダイキンの床温度センシング

パナソニックの場合

温冷感センサー

2016年版Xシリーズから新たに採用された。このセンサーにより人が「暑い」と感じているのか「寒い」のかを見分ける事が出来るようになった。その方法はセンサーにより人の体の表面と周囲の温度を測定しその温度差から放熱量を計算して判断するとの事。

パナソニックの温冷感センサー
これによって、さらに細かい気流制御が可能になり、一人ひとりの快適性向上。

2015年版に搭載されていた床温センサーよりもさらに人に直接配慮された作りになっている。

※パナソニックもダイキンも風をあてる、あてないモードは選べる(人の位置を自動検知)

センサーについてまとめると、ダイキンのセンサーは人の体温までは検知できないが、加湿+垂直気流の快適さ。パナソニックは加湿ナシだが体感温度を検知可能。例えば暖房の場合は、人が掃除機をかけていて動いてる人に対しては控えめ暖房、動きの少ない人の元へはしっかり暖房というような事が可能になる。

ダイキンRシリーズ独自の機能

給気換気

車の排ガス処理に利用されている熱触媒技術を応用し、屋外からの
いやなニオイを分解。換気「強」運転はパワフルに部屋の空気
を入れ変えたい場合に便利。

リモコンボタンの違い

ダイキン: 蓄光ボタンあり

パナソニック: 蓄光ボタンなし

蓄光ボタンは特に就寝時(電気を消して暗い時)のエアコン操作に便利。

どちらもバックライト液晶付き。

フィルター自動掃除の方式の違い 

まずダイキンRシリーズがフィルター自動掃除の中でもダストボックス方式と言われるもの(ダイキンの場合は10年ゴミ捨て不要の記載あり)

文字どおりダストボックスがエアコン本体の内部に内蔵されているタイプ。これを外してホコリだけゴミ箱へ捨てる事ができるもの。

自動排出方式と言うのは、エアコンの内部に小さな掃除機が付いていて自動でホコリを外に出すイメージだ。

実は自動排出方式には専用のホースが一本つく。

シャープもこのタイプの機種があるし、ダイキンも加湿タイプは同じく専用ホースが必要になる。

ケースとしては少ないが隠蔽配管になってる建物などでは工事不可!

なので注意が必要だ。

標準工事の場合は普通は室内機と室外機をつなぐホースが壁を貫通してすぐ外に出ているのだが、壁の中に埋まって見えないケースがある。

これが隠蔽配管だ。

隠ぺい配管

隠ぺい配管

建物内部、天井裏や下を通るケースもありさまざま。

自動排出方式の利点はやはりゴミ捨てが必要ないという事に尽きるが、もしキッチンの近くに設置するなど、油汚れなどが管の中に長年付着してきた場合はどうするかなども考える必要があるかもしれない。

こちらも参考に⇒エアコン配管(化粧)カバーは掃除方式によっては必ずつけるべき

この点は買う人の判断になる。

日立RAS-X71F2とパナソニックCS-716CXR2の違い

日立のXシリーズは最上位機種でパナソニックX(CXR)シリーズは上から二番目の高級クラス。

日立(白くまくん)Xシリーズ室内機

2016年日立のXシリーズ室内機(すべての畳数で同じ大きさ)

スターホワイトのみ。

パナソニックXシリーズ室内機

2016年パナソニックXシリーズ室内機(全畳数で大きさ同じ)

ホワイトのみ。

これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。

日立RAS-X71F2とパナソニックCS-716CXR2の違い

以下、日立:、パナソニック:と省略して記載。

スペック

RAS-X71F2のスペック

※冷房と暖房の項目が逆なので注意。能力の平均は同じだが
カッコの中の最大・最小運転能力に注目。最大運転能
力は大きいほど、最小運転能力の場合は小さいほど快適性能
が良くなる。

各メーカーの売り

日立:くらしカメラ4(下記、センサー項目参照)

パナソニック:ナノイー センサーの項目へ飛ぶ

ナノイーとは

ナノイー

目に見えない空気の汚れを抑制。

まず大まかにイオン系かどうかで分かれる。パナソニックはナノイーを気流に乗せて部屋全体に行きわたらせ除菌というイメージ。

センサー

日立:くらしカメラ4

パナソニック:ひと・ものセンサーと温冷感センサー

日立の場合

検知可能なものは、家具・人の位置/足もと・距離・活動量(人の動きの多い・少ない)日差し・人数・人の周囲温度・熱源・気流の通り道(家具の位置や形状を自動検知)・床の種類・天井の温度・下がり壁・吊り戸棚・窓の位置

パナソニックの場合

検知可能なものは、人の位置活動量(人の動きの多い・少ない)人の周囲温度(温冷感)日差し(エコナビ)・家具の位置(手動)

性能解説

上の太文字が2016年版から搭載された新機能。

パナソニックの温冷感センサー

2016年版Xシリーズから新たに採用された。このセンサーにより人が「暑い」と感じているのか「寒い」のかを見分ける事が出来るようになった。その方法はセンサーにより人の体の表面と周囲の温度を測定しその温度差から放熱量を計算して判断するとの事。

パナソニックの温冷感センサー
これによって、さらに細かい気流制御が可能になり、一人ひとりの快適性向上。

日立の特徴の一つはソファやテーブルなどの家具のや形状も検知して自動できる点。

2016年版はさらに床の種類、天井の温度や下がり壁ま
で検知可能。

日立エアコンのお部屋カメラ

なぜ床の種類なのか?

暖房時は床の表面温度が同じでも床の種類によって『接触温冷
感』が異なる事に着目しフローリングでも素足で過ごせる暖房
機能へ進化。

日立Xシリーズの特徴的な6枚のフラップ

日立エアコンのステンレスフラップ6

日立の気流の例1(気流の通り道)

くらしカメラ4(ものカメラ)により、家具の位置や形状を検知、『気流の通り道』を認識。

日立のものカメラ

『ものカメラ』は家具の位置や形状を検知する。

それによって気流の通り道を見つけ、効率よく風を循環させることができるようになった。冬は家具に邪魔されないようにうまく足元を温めてくれるなど、自動ですべてやってくれるのだ。

暖房時のイメージ写真

cats

冷房時のイメージ写真

cats

独自のフラップにより上の写真のような気流や、さらなるきめ細かな気流で快適な空調が可能。

一方、パナソニックXシリーズの場合はエアコン室内機の据え付け位置をリモコン操作でセット後に家具の位置設定が出来る仕組み(自動ではなく手動設定)

パナソニックXシリーズの家具の位置設定

間取りを検知

日立:・間取りサーチ

パナソニック:なし

これは日立独自の機能といってもいいだろう。

日立の間取りサーチ

部屋の形と大きさを検知、送風すべき範囲を自動認識してパワーとスイング幅を自動調整。

カメラ(センサー)性能の結論

日立の方が性能が良い。

それ以外の日立の特徴

日立のステンレス・クリーンシステム

日立白くまくんのステンレスクリーンシステム

他メーカーにない日立の特徴としてエアコンへのステンレスの使用がある。これによりエアコン本体の除菌・防汚の効果あり。エアコン内部を空気が通るため間接的に綺麗な空気を部屋に送れるという事。

また、今までエアコン内部の掃除で困った事がある人には嬉しいコーティングである。

パナソニックのナノイーは空中除菌なのに対して日立はステンレスによる汚れを直接寄せ付けない効果あり(汚れないわけではない)

リモコンの違い

日立: 液晶バックライトなし・蓄光ボタンなし

パナソニック: 液晶バックライトあり・蓄光ボタンなし

バックライトありの場合は、就寝時(電気を消して暗い時)のエアコン操作に便利。

フィルター自動掃除の方式の違い  飛ばして次の項目へ

まず日立Xシリーズがフィルター自動掃除の中でもダストボックス方式と呼ばれる一般的なもの。

文字どおりダストボックスがエアコン本体の内部に内蔵されているタイプ。これを外してホコリだけゴミ箱へ捨てる事ができる。

自動排出方式と言うのは、エアコンの内部に小さな掃除機が付いていて自動でホコリを外に出すイメージだ。

実は自動排出方式には専用のホースが一本つく。

シャープもこのタイプの機種があるし、ダイキンも加湿タイプは同じく専用ホースが必要になる。

ケースとしては少ないが隠蔽配管になってる建物などでは工事不可なので注意が必要である。

標準工事の場合は普通は室内機と室外機をつなぐホースが壁を貫通してすぐ外に出ているのだが、壁の中に埋まって見えないケースがある。

これが隠蔽配管だ。

隠ぺい配管

隠ぺい配管

建物内部、天井裏や下を通るケースもありさまざま。

自動排出方式の利点はやはりダストボックスのゴミ捨ての必要ないという事に尽きるが、もしキッチンの近くに設置するなど、油汚れなどが管の中に長年付着してきた場合はどうするかなども考える必要があるかもしれない。

こちらも参考に⇒エアコン配管(化粧)カバーは掃除方式によっては必ずつけるべき

この点は買う人の判断になる。

 ラインナップ

日立Xシリーズ

RAS-X22F RAS-X25F RAS-X28F RAS-X36F RAS-X40F2 RAS-X56F2 RAS-X63F2 RAS-X71F2 RAS-X80F2 RAS-X90F2

6~29畳まで。型番の最後が2のタイプが200Vで、それ以外は100V。

パナソニックXシリーズ

CS-226CXR CS-256CXR CS-286CXR CS-366CXR CS-406CXR CS-366CXR2 CS-406CXR2 CS-566CXR2 CS-636CXR2 CS-716CXR2 CS-806CXR2

6畳から26畳用まである。最後の型番が2となっているのは200Vという意味でその他は100V。

室外機のサイズ

日立(白くまくん)Xシリーズ室外機

2016年日立Xシリーズの室外機のサイズ

畳数によって大きさが違う。

パナソニックXシリーズ室外機

2016パナソニックXシリーズ室外機

※例  S22STESの場合22型2.2kWタイプ=6畳

22(6畳用) 25(8畳用) 28(10畳用) 36(12畳用) 40(14畳用) 56(18畳用) 63(20畳用) 71(23畳用) 80(26畳用) 90(29畳用)

パナCS-716CXR2と三菱MSZ-FZ7116Sの違い

三菱電機FZシリーズは2016年に新登場した新シリーズで、世界初の技術を搭載。パナソニックのXシリーズは上から二番目の上位クラス。

パナソニックXシリーズ室内機

ホワイトのみ。

三菱電機FZシリーズ室内機

この四角いデザインは今まで見たことがないエアコンのデザインだ。

デザインが四角くてオシャレ。

パナCS-716CXR2と三菱MSZ-FZ7116Sの違い

以下、パナソニック:、霧ヶ峰:と省略して記載。

スペック

CS-716CXR2のスペック

MSZ-FZ7116Sのスペック

※冷房と暖房の項目が逆なので注意。能力の平均は同じだが
カッコの中の最大・最小運転能力に注目。最大運転能
力は大きいほど、最小運転能力の場合は小さいほど快適性能
が良くなる。

これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。

まだどのメーカーかも決まってない方には役立つページ ⇒ 詳しくはコチラ ⇒ エアコンメーカーを鬼比較!

世界初。左右独立駆動の『パーソナルツインフロー』

パナソニック: ×

霧ヶ峰: ◯

2016年霧ヶ峰の中身FZシリーズ

写真の3の部分にプロペラを新搭載。

今回比較の2機種の違い↓(2015年モデルZシリーズ=他のすべてのメーカーの機種である)

霧ヶ峰のパーソナルツインフロー

これにより異なる温度の気流を作れるようになった。これが一番大きな違いである。

霧ヶ峰による体感温度チェック

二人の体感温度の差まで0.1℃単位で検知し、床温度差が最大約3℃の異なる気流を実現。

さすがセンサー性能もNO1の霧ヶ峰である。

各メーカーの売り

パナソニック:ナノイー

霧ヶ峰:ムーブアイ極(下記、センサーの項目参照)

ナノイーとは

ナノイー

目に見えない空気の汚れを抑制。

まず大まかにイオン系かどうかで分かれる。パナソニックはナノイーを気流に乗せて部屋全体に行きわたらせ除菌というイメージ。

※今回紹介の霧ヶ峰FZシリーズにはピュアミストを発生させるという似た機能あり。

センサー

パナソニック:ひと・ものセンサーと温冷感センサー

霧ヶ峰:ムーブアイ極

パナソニックの場合

検知可能なものは、人の位置活動量(人の動きの多い・少ない)人の周囲温度(温冷感)・日差し(エコナビ)・家具の位置(手動)

霧ヶ峰の場合

検知可能なものは、温冷感・360°・体の部位の温度・床・壁・人の位置状態(活動量)・間取り・日射熱・天井・距離

性能解説

パナソニックは2016年版に新しく温冷感を検知できるようになったが、やはり三菱電機が全メーカーの中でセンサー性能NO1と言う点は2016年も変わらず。

特に体の部位ごとの温度まで検知し自動で快適さを調整してくれる点は三菱電機だけである。

暖房の場合

霧ヶ峰のセンサー性能

手足の先まで細かく温度を測定し、寒いと感じている時には足に風あて、温かいと感じ始めたら風よけと自動切り替えしてくれる。

ちなみにパナソニックにも風当てと風よけの設定は出来る。

何が三菱電機と大きく違うかと言うとパナソニックの場合は【人の周り】の温度を検知することで冷暖房の自動調整をしてくれるという点。

人が二人(複数)の場合

パナソニック: 同時吹き分け不可

霧ヶ峰: 同時吹き分け可能

エアコンのフラップ(風向版)の枚数がパナソニックは1枚なのに対して霧ヶ峰は複数枚ある。本体の写真でも真ん中から半分の所でフラップの分け目が付いている事が確認できる。

霧ヶ峰の場合は一人ひとりの快適に合わせて二人同時に『風あて』と『風よけ』自動切り替えしてくれる。(風あてよけという新機能)

もちろん、人が寒いと感じているのか暑いと感じているのかを検知しながらである。

※パナソニックの場合は、複数の人がいる場合には、それぞれの居場所、活動量と人が感じている温度に合わせて調節しますとの事。

リモコンの違い

パナソニック: 一般的な上位機種のリモコン

霧ヶ峰: タッチパネル式

霧ヶ峰FZシリーズのリモコンは液晶タッチパネル式で特徴がある

FZシリーズとZシリーズのリモコン

家具の位置設定

パナソニック: 可能

霧ヶ峰: ×

パナソニックXシリーズの場合はエアコン室内機の据え付け位置をリモコン操作でセット後に家具の位置設定が出来る仕組み

パナソニックXシリーズの家具の位置設定

これにより効率的にエアコンの風を送る事が可能となる。霧ヶ峰はこの設定がないので、家具で人が隠れてしまう配置の場合は、向かない可能性がある。

フィルター自動掃除の方式の違い

パナソニック: 自動排出方式

霧ヶ峰: ダストボックス式

まず霧ヶ峰FZシリーズがフィルター自動掃除の中でもダストボックス方式と呼ばれる一般的なもの。

文字どおりダストボックスがエアコン本体の内部に内蔵されているタイプ。これを外してホコリだけゴミ箱へ捨てる事ができる。

自動排出方式と言うのは、エアコンの内部に小さな掃除機が付いていて自動でホコリを外に出すイメージだ。

実は自動排出方式には専用のホースが一本つく。

シャープもこのタイプの機種があるし、ダイキンも加湿タイプは同じく専用ホースが必要になる。

ケースとしては少ないが隠蔽配管になってる建物などでは工事不可なので注意が必要である。

標準工事の場合は普通は室内機と室外機をつなぐホースが壁を貫通してすぐ外に出ているのだが、壁の中に埋まって見えないケースがある。

これが隠蔽配管だ。

隠ぺい配管

隠ぺい配管

建物内部、天井裏や下を通るケースもありさまざま。

自動排出方式の利点はやはりダストボックスのゴミ捨ての必要ないという事に尽きるが、もしキッチンの近くに設置するなど、油汚れなどが管の中に長年付着してきた場合はどうするかなども考える必要があるかもしれない。

こちらも参考に⇒エアコン配管(化粧)カバーは掃除方式によっては必ずつけるべき

この点は買う人の判断になる。

パナCS-716CXR2(上)と富士通AS-ZS71F2の違い

どちらも2016年版の上位クラス(上)フィルター自動掃除機能つきエアコン。それぞれ特徴があるので要チェック。

パナソニックXシリーズ室内機

2016年パナソニックXシリーズ室内機(全畳数で大きさ同じ)

富士通ZSシリーズ室内機

2016年の富士通ゼネラル、ZSシリーズ室内機

特徴その1。富士通ゼネラルZSシリーズは横幅が小さい。

これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。

パナCS-716CXR2(上)と富士通AS-ZS71F2(上)の違い

以下、パナソニックX:、富士通ZS:と省略して表記。

スペック

CS-716CXR2のスペック

AS-ZS71F2のスペック

カッコの中の最大・最小運転能力にも注目。最大運転能
力は大きいほど、最小運転能力の場合は小さいほど快適性能
が良くなる。

表の数字を参考にすると電気代を調べる事も出来る⇒エアコンの年間電気代の簡単な調べ方

エアコン室内機・室外機セットの値段をチェックする

センサー

パナソニックX: 温冷感センサー・ひと/ものセンサー・日射センサー

富士通ZS: 人感センサー

パナソニックの温冷感センサーとは?

今回の新機種から、センサーにより人が「暑い」と感じているのか「寒い」のかを見分ける事が出来るようになった。その方法はセンサーにより人の体の表面と周囲の温度を測定しその温度差から放熱量を計算して判断するとの事。特許を出願中のようだ。

温冷感センサー

これにより、リモコンの設定温度を変えなくても、自動で風を吹き分け可能に。

富士通ZSシリーズの人感センサーとは?

富士通ゼネラルの人感センサー

人がいなくなると自動的にパワーをセーブ。さらに設定時間が過
ぎると運転を停止したり、人が戻ると自動で運転を再開する
こともできる。※センサーを解除も可

今回の比較の場合、センサー性能で大きな差がついている。

室内機のサイズの小ささ

パナソニックX: ×

富士通ZS: 〇

富士通ゼネラルZSシリーズの特徴

GSシリーズのコンパクト室内機

富士通ZSシリーズの特徴の一つ高性能でありながらサイズが小さいが売り。横幅が狭い場所への据え付けをあきらめているケースが意外に多く、そのニーズに対応。

注意点は畳数によってサイズが違うこと。しっかりチェックすべし。

空気清浄機能

パナソニックX: 〇

富士通ZS: △

パナソニックXの場合、ナノイーが搭載されている。

富士通ゼネラルZSシリーズにはプラズマクリーン機能がある。これは

電気集じん方式の空気清浄で空気をクリーンに。花粉やハウスダストなどの微細な汚れ物質を静電気の力で集めて除去。

となっているが要するにエアコン内部のフィルターを通して空気をキレイにしているイメージ。

プラズマクリーンユニット

交換不要で定期的に水洗いするタイプ。

一方、パナソニックのナノイーはイオンなので空中除菌できるイメージである。こちらは手入れ一切不要。

型番

パナソニックXシリーズ

CS-226CXR CS-256CXR CS-286CXR CS-366CXR CS-406CXR CS-366CXR2 CS-406CXR2 CS-566CXR2 CS-636CXR2 CS-716CXR2 CS-806CXR2

6畳から26畳用まである。最後の型番が2となっているのは200Vという意味でその他は100V。

富士通ZSシリーズ

AS-ZS22F AS-ZS25F AS-ZS28F AS-ZS40F2 AS-ZS56F2 AS-ZS63F2 AS-ZS71F2 AS-ZS80F2

6畳から26畳用まである。最後の型番が2となっているのは200Vという意味でその他は100V。

室外機

パナソニックXシリーズ室外機

2016パナソニックXシリーズ室外機

大きさは1種類。

富士通ZSシリーズ室外機

2016年の富士通ゼネラル、ZSシリーズ室外機

※それぞれ畳数によって大きさが違う。

※例  S22STESの場合22型2.2kWタイプ=6畳

22(6畳用) 25(8畳用) 28(10畳用) 36(12畳用) 40(14畳用) 56(18畳用) 63(20畳用) 71(23畳用) 80(26畳用) 90(29畳用)