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パナCSWX566C2と三菱MSZFZV5616Sの違い

三菱電機FZシリーズは2016年に新登場した新シリーズ(最上)で、世界初の技術を搭載。パナソニックのWXシリーズの最上位クラス。

FZVの型番は主に住宅設備向けで販売されているが、FZシリーズと表記する。

パナソニックWXシリーズ室内機

パナソニック2016年WXシリーズ室内機(すべての畳数で同じサイズ)

三菱電機FZシリーズ室内機

2016霧ヶ峰FZシリーズ室内機(すべての畳数で同じ大きさ)

この四角いデザインは今まで見たことがないエアコンのデザインだ。

イメージ図

霧ヶ峰FZシリーズのイメージ図

デザインが四角くてオシャレ。

これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。

パナCS-WX566C2と三菱MSZ-FZV5616Sの違い

以下、パナソニック:、霧ヶ峰:と省略して記載。

スペック

CS-WX566C2のスペック

MSZ-FZV5616Sのスペック

※冷房と暖房の項目が逆なので注意。カッコの中の最大・最小運転能力に注目。最大運転能 力は大きいほど、最小運転能力の場合は小さいほど快適性能 が良くなる。

世界初。左右独立駆動の『パーソナルツインフロー』

パナソニック: ×

霧ヶ峰: ◯

2016年霧ヶ峰の中身FZシリーズ

写真の3の部分にプロペラを新搭載。

今回比較の2機種の違い↓(2015年モデルZシリーズ=他のすべてのメーカーの機種である)

霧ヶ峰のパーソナルツインフロー

これにより異なる温度の気流を作れるようになった。これが一番大きな違いである。

霧ヶ峰による体感温度チェック

二人の体感温度の差まで0.1℃単位で検知し、床温度差が最大約3℃の異なる気流を実現。

さすがセンサー性能もNO1の霧ヶ峰である。

各メーカーの売り

パナソニック:ナノイー

霧ヶ峰:ムーブアイ極(下記、センサーの項目参照)

ナノイーとは

ナノイー

目に見えない空気の汚れを抑制。

まず大まかにイオン系かどうかで分かれる。パナソニックはナノイーを気流に乗せて部屋全体に行きわたらせ除菌というイメージ。

※今回紹介の霧ヶ峰FZシリーズにはピュアミストを発生させるという似た機能あり。

センサー

パナソニック:ひと・ものセンサーと温冷感センサー

霧ヶ峰:ムーブアイ極

パナソニックの場合

検知可能なものは、人の位置活動量(人の動きの多い・少ない)人の周囲温度(温冷感)・日差し(エコナビ)・家具の位置(手動)

霧ヶ峰の場合

検知可能なものは、温冷感・360°・体の部位の温度・床・壁・人の位置状態(活動量)・間取り・日射熱・天井・距離

性能解説

パナソニックは2016年版に新しく温冷感を検知できるようになったが、やはり三菱電機が全メーカーの中でセンサー性能NO1と言う点は2016年も変わらず。

特に体の部位ごとの温度まで検知し自動で快適さを調整してくれる点は三菱電機だけである。

暖房の場合

霧ヶ峰のセンサー性能

手足の先まで細かく温度を測定し、寒いと感じている時には足に風あて、温かいと感じ始めたら風よけと自動切り替えしてくれる。

ちなみにパナソニックにも風当てと風よけの設定は出来る。

何が三菱電機と大きく違うかと言うとパナソニックの場合は【人の周り】の温度を検知することで冷暖房の自動調整をしてくれるという点。

人が二人(複数)の場合

パナソニック: 同時吹き分け不可

霧ヶ峰: 同時吹き分け可能

エアコンのフラップ(風向版)の枚数がパナソニックは1枚なのに対して霧ヶ峰は複数枚ある。本体の写真でも真ん中から半分の所でフラップの分け目が付いている事が確認できる。

霧ヶ峰の場合は一人ひとりの快適に合わせて二人同時に『風あて』と『風よけ』自動切り替えしてくれる。(風あてよけという新機能)

もちろん、人が寒いと感じているのか暑いと感じているのかを検知しながらである。

※パナソニックの場合は、複数の人がいる場合には、それぞれの居場所、活動量と人が感じている温度に合わせて調節しますとの事。

リモコンの違い

パナソニック: 一般的な上位機種のリモコン

霧ヶ峰: タッチパネル式

霧ヶ峰FZシリーズのリモコンは液晶タッチパネル式で特徴がある

FZシリーズとZシリーズのリモコン

暖房で特徴的な機能

パナソニック: エネチャージ

霧ヶ峰: 冷気カット暖房

エネチャージとは?

室外ユニットで発生した熱を蓄えておき、その熱を有効利用する機能。

これにより運転開始時の高温風や快適な霜取り運転が可能になる。

霜取り運転とは?
室外の温度が低くて湿度が高い時に暖房運転を行うと室外機に霜が付くことがある。
その場合、暖房をずっと連続で運転させることが出来ず、霜を溶かすために暖房を止めて霜取り運転へ自動的に移る。霜取り運転後に暖房を再開。

エネチャージ搭載の場合ノンストップ暖房で霜取り運転が可能。

霧ヶ峰の場合

冷気カット暖房

窓のある部屋にエアコンの設置の場合はぜひ活用したい機能。夏でも冬でも効率的、省エネにもつながる。

フィルター自動掃除の方式の違い  飛ばして次の項目へ

パナソニック: 自動排出方式

霧ヶ峰: ダストボックス式

まず霧ヶ峰FZシリーズがフィルター自動掃除の中でもダストボックス方式と呼ばれる一般的なもの。

文字どおりダストボックスがエアコン本体の内部に内蔵されているタイプ。これを外してホコリだけゴミ箱へ捨てる事ができる。

自動排出方式と言うのは、エアコンの内部に小さな掃除機が付いていて自動でホコリを外に出すイメージだ。

実は自動排出方式には専用のホースが一本つく。

シャープもこのタイプの機種があるし、ダイキンも加湿タイプは同じく専用ホースが必要になる。

ケースとしては少ないが隠蔽配管になってる建物などでは工事不可なので注意が必要である。

標準工事の場合は普通は室内機と室外機をつなぐホースが壁を貫通してすぐ外に出ているのだが、壁の中に埋まって見えないケースがある。

これが隠蔽配管だ。

隠ぺい配管

隠ぺい配管

建物内部、天井裏や下を通るケースもありさまざま。

自動排出方式の利点はやはりダストボックスのゴミ捨ての必要ないという事に尽きるが、もしキッチンの近くに設置するなど、油汚れなどが管の中に長年付着してきた場合はどうするかなども考える必要があるかもしれない。

こちらも参考に⇒エアコン配管(化粧)カバーは掃除方式によっては必ずつけるべき

この点は買う人の判断になる。

 ラインナップ

パナソニックWXシリーズ

CS-WX406C2  CS-WX566C2
CS-WX636C2  CS-WX716C2
CS-WX806C2

14畳から26畳まで。全部200V。

霧ヶ峰FZシリーズ

MSZ-FZV4016S  MSZ-FZV5616S

MSZ-FZV6316S  MSZ-FZV7116S

MSZ-FZV8016S  MSZ-FZV9016S

6~29畳まで。すべて200Vタイプ。

室外機のサイズ

パナソニックWXシリーズ室外機

2016年パナソニックWXシリーズの室外機サイズ(すべての畳巣で同じ大きさ)

霧ヶ峰FZシリーズ室外機

2016霧ヶ峰FZシリーズ室外機(すべての畳数で同じ大きさ)

※例  S22STESの場合22型2.2kWタイプ=6畳

22(6畳用) 25(8畳用) 28(10畳用) 36(12畳用) 40(14畳用) 56(18畳用) 63(20畳用) 71(23畳用) 80(26畳用) 90(29畳用)

三菱MSZFZV5616SとシャープAYF56X2の違い

どちらも2016年版のフィルター自動掃除機能付きの最上位クラス。三菱電機のエアコンは霧ヶ峰という名前でも有名。

FZVの型番は主に住宅設備向けで販売されているが、FZシリーズと表記する。

霧ヶ峰の最上位クFZシリーズは世界初の技術を取り入れた事に注目。

どちらも特徴があるので要チェック。

霧ヶ峰FZシリーズ室内機

2016霧ヶ峰FZシリーズ室内機(すべての畳数で同じ大きさ)

イメージ写真

霧ヶ峰FZシリーズのイメージ図

デザインがオシャレ。

シャープFXシリーズ室内機

2016シャープF-Xシリーズ室内機

これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。

三菱MSZFZV5616SとシャープAYF56X2の違い

以下、霧ヶ峰FZシリーズ:、シャープFXシリーズと省略して表記。

スペック

MSZ-FZV5616Sのスペック

AY-F56X2のスペック

※カッコの中の最大・最小運転能力にも注目。最大運転能 力は大きいほど、最小運転能力の場合は小さいほど快適性能 が良くなる。

表の数字を参考にすると電気代を調べる事も出来る⇒エアコンの年間電気代の簡単な調べ方

エアコン室内機・室外機セットの値段をチェックする

世界初。左右独立駆動の『パーソナルツインフロー』

霧ヶ峰FZシリーズのみ

2016年霧ヶ峰の中身FZシリーズ

写真の3の部分にプロペラを新搭載。

今回比較の2機種の違い↓(2015年モデルZシリーズ=他のすべてのメーカーの機種である)

霧ヶ峰のパーソナルツインフロー

これにより異なる温度の気流を作れるようになった。これが一番大きな違いである。

霧ヶ峰による体感温度チェック

二人の体感温度の差まで0.1℃単位で検知し、床温度差が最大約3℃の異なる気流を実現。

これが出来るのは全メーカーの中で霧ヶ峰FZシリーズだけである。

各メーカーの売り

シャープFXシリーズ: プラズマクラスター

霧ヶ峰FZシリーズ:ムーブアイ極・18392エリア検知

プラズマクラスターとは?

プラズマクラスター

自然界と同じイオンで空気を浄化するというもの。具体的には浮遊菌の作用を抑えたり、カビ菌を除菌、臭いの分解・除去、浮遊ウィルスの作用を抑える。※追記 新型コロナウイルスの抑制にシャープのプラズマクラスターは効果があるのか?シャープ公式で空気中に浮遊する新型コロナウイルスの減少効果を確認したとの発表あり!プラズマクラスターイオンを約30秒照射することにより、感染価が90%以上減少することを世界で初めて実証!イオン濃度が高い方が細菌やウイルスの抑制や不活化に有効である。シャープの場合はプラズマクラスターNEXTの効果が一番高い。ダニのふん、しがいの増加を抑え静電気も抑えるという効果もあり多くの企業で採用されている。

プラズマクラスターを利用した便利な機能がパワフルショット。

cats

パワフルショットモードを使えば、カーペットに染み付いた汗のニオイを効果的に消臭可能というもの。使い方としては就寝時にリビングで運転しておけば、効率的に気になるニオイが消臭される。

プラズマクラスターパトロール

エアコンの停止中にカビの発生しやすい環境になると、エアコン内部の空気を動かすことで高濃度のイオンで満たし、カビの発生を防ぐ。

プラズマクラスターパトロール

具体的にはエアコンの停止中に、温度20℃、湿度70%を上回ると(カビが発生しやすい状態)オンになり気流パネルを閉じたままファンを回転させエアコン内部の空気を循環させる機能。

実はシャープは気流制御にも昔から定評がある。

シャープのロングパネル

独自の上下両開きロングパネルによる、人に直接風をあてない気流。

霧ヶ峰FZシリーズの場合

ムーブアイ極(FZシリーズ)の特徴は『体の部位』まで温度を測定してくれる点。これによりさらなる快適空調を実現している。

ムーブアイ極3008

FZシリーズの場合、手足の先の温度まで検知してくれる。暖房時だけでなく、冷房時にも効率的な快適送風が可能。

さらに!↓

2016年版からの新機能 自動・風あてよけ可能

一番大事な大事な点なのでクリックで拡大↓newの部分

霧ヶ峰の自動風よけ

体感温度(温冷感)、しかも体の部位の温度を検知での自動制御というのがポイント。

霧ヶ峰の二人同時吹き分け

同時に吹き分けも可能。

※シャープFXシリーズのセンサーが検知可能なものは、人が居るか居ないか・人の位置・床の温度・日差し・湿度

コーティングされている部分

霧ヶ峰FZシリーズ:熱交換器と通風路とファン

シャープFXシリーズ:通風路とファン(チタニアコート)

霧ヶ峰FZシリーズの場合

霧ヶ峰のハイブリッドナノコーティング

FZシリーズの場合、一番大事な熱交換器にコーティングがされている。熱交換器は業者を呼ばなければ綺麗に洗えない部分だ。

エアコン内部の汚れによって電気代がかさむという点は単に新品状態のスペックだけでは測れない。

生産地

シャープFXシリーズ:

霧ヶ峰FZシリーズ:日本製(付属品の一部のぞく)

ラインナップ

霧ヶ峰FZシリーズ

MSZFZV4016S  MSZFZV5616S

MSZFZV6316S  MSZFZV7116S

MSZFZV8016S  MSZFZV9016S

6~29畳まで。すべて200Vタイプ。

シャープFXシリーズ

AYF22X AYF25X AYF28X AYF36X AYF36X2 AYF40X2  AYF56X2  AYF63X2  AYF71X2

型番の最後に2がついてるのが200Vで、その他は100V。

室外機

霧ヶ峰FZシリーズ

2016三菱電機FZシリーズ住設の室外機

シャープFXシリーズ

2016シャープF-Xシリーズ室外機

※例  S22STESの場合22型2.2kWタイプ=6畳

22(6畳用) 25(8畳用) 28(10畳用) 36(12畳用) 40(14畳用) 56(18畳用) 63(20畳用) 71(23畳用) 80(26畳用) 90(29畳用)

パナCS566CX2と三菱MSZFZV5616Sの違い

三菱電機FZシリーズは2016年に新登場した新シリーズで、世界初の技術を搭載。パナソニックのXシリーズは上から二番目の上位クラス。

どちらも主に住宅設備向けで販売されている。

パナソニックXシリーズ室内機

6CXシリーズ室内機(すべての畳数で同じ大きさ)

三菱電機FZシリーズ室内機

2016霧ヶ峰FZシリーズ室内機(すべての畳数で同じ大きさ)

この四角いデザインは今まで見たことがないエアコンのデザインだ。

イメージ図

霧ヶ峰FZシリーズのイメージ図

デザインが四角くてオシャレ。

これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。

パナCS566CX2と三菱MSZFZV5616Sの違い

以下、パナソニック:、霧ヶ峰:と省略して記載。

スペック

CS-566CX2のスペック

MSZ-FZV5616Sのスペック

※冷房と暖房の項目が逆なので注意。能力の平均は同じだが
カッコの中の最大・最小運転能力に注目。最大運転能
力は大きいほど、最小運転能力の場合は小さいほど快適性能
が良くなる。

世界初。左右独立駆動の『パーソナルツインフロー』

パナソニック: ×

霧ヶ峰: ◯

2016年霧ヶ峰の中身FZシリーズ

写真の3の部分にプロペラを新搭載。

今回比較の2機種の違い↓(2015年モデルZシリーズ=他のすべてのメーカーの機種である)

霧ヶ峰のパーソナルツインフロー

これにより異なる温度の気流を作れるようになった。これが一番大きな違いである。

霧ヶ峰による体感温度チェック

二人の体感温度の差まで0.1℃単位で検知し、床温度差が最大約3℃の異なる気流を実現。

さすがセンサー性能もNO1の霧ヶ峰である。

各メーカーの売り

パナソニック:ナノイー

霧ヶ峰:ムーブアイ極(下記、センサーの項目参照)

ナノイーとは

ナノイー

目に見えない空気の汚れを抑制。

まず大まかにイオン系かどうかで分かれる。パナソニックはナノイーを気流に乗せて部屋全体に行きわたらせ除菌というイメージ。

※今回紹介の霧ヶ峰FZシリーズにはピュアミストを発生させるという似た機能あり。

センサー

パナソニック:ひと・ものセンサーと温冷感センサー

霧ヶ峰:ムーブアイ極

パナソニックの場合

検知可能なものは、人の位置活動量(人の動きの多い・少ない)人の周囲温度(温冷感)・日差し(エコナビ)・家具の位置(手動)

霧ヶ峰の場合

検知可能なものは、温冷感・360°・体の部位の温度・床・壁・人の位置状態(活動量)・間取り・日射熱・天井・距離

性能解説

パナソニックは2016年版に新しく温冷感を検知できるようになったが、やはり三菱電機が全メーカーの中でセンサー性能NO1と言う点は2016年も変わらず。

特に体の部位ごとの温度まで検知し自動で快適さを調整してくれる点は三菱電機だけである。

暖房の場合

霧ヶ峰のセンサー性能

手足の先まで細かく温度を測定し、寒いと感じている時には足に風あて、温かいと感じ始めたら風よけと自動切り替えしてくれる。

ちなみにパナソニックにも風当てと風よけの設定は出来る。

何が三菱電機と大きく違うかと言うとパナソニックの場合は【人の周り】の温度を検知することで冷暖房の自動調整をしてくれるという点。

人が二人(複数)の場合

パナソニック: 同時吹き分け不可

霧ヶ峰: 同時吹き分け可能

エアコンのフラップ(風向版)の枚数がパナソニックは1枚なのに対して霧ヶ峰は複数枚ある。本体の写真でも真ん中から半分の所でフラップの分け目が付いている事が確認できる。

霧ヶ峰の場合は一人ひとりの快適に合わせて二人同時に『風あて』と『風よけ』自動切り替えしてくれる。(風あてよけという新機能)

もちろん、人が寒いと感じているのか暑いと感じているのかを検知しながらである。

※パナソニックの場合は、複数の人がいる場合には、それぞれの居場所、活動量と人が感じている温度に合わせて調節しますとの事。

リモコンの違い

パナソニック: 一般的な上位機種のリモコン

霧ヶ峰: タッチパネル式

霧ヶ峰FZシリーズのリモコンは液晶タッチパネル式で特徴がある

FZシリーズとZシリーズのリモコン

家具の位置設定

パナソニック: 可能

霧ヶ峰: ×

パナソニックXシリーズの場合はエアコン室内機の据え付け位置をリモコン操作でセット後に家具の位置設定が出来る仕組み

パナソニックXシリーズの家具の位置設定

これにより効率的にエアコンの風を送る事が可能となる。霧ヶ峰はこの設定がないので、家具で人が隠れてしまう配置の場合は、向かない可能性がある。

フィルター自動掃除の方式の違い  飛ばして次の項目へ

パナソニック: 自動排出方式

霧ヶ峰: ダストボックス式

まず霧ヶ峰FZシリーズがフィルター自動掃除の中でもダストボックス方式と呼ばれる一般的なもの。

文字どおりダストボックスがエアコン本体の内部に内蔵されているタイプ。これを外してホコリだけゴミ箱へ捨てる事ができる。

自動排出方式と言うのは、エアコンの内部に小さな掃除機が付いていて自動でホコリを外に出すイメージだ。

実は自動排出方式には専用のホースが一本つく。

シャープもこのタイプの機種があるし、ダイキンも加湿タイプは同じく専用ホースが必要になる。

ケースとしては少ないが隠蔽配管になってる建物などでは工事不可なので注意が必要である。

標準工事の場合は普通は室内機と室外機をつなぐホースが壁を貫通してすぐ外に出ているのだが、壁の中に埋まって見えないケースがある。

これが隠蔽配管だ。

隠ぺい配管

隠ぺい配管

建物内部、天井裏や下を通るケースもありさまざま。

自動排出方式の利点はやはりダストボックスのゴミ捨ての必要ないという事に尽きるが、もしキッチンの近くに設置するなど、油汚れなどが管の中に長年付着してきた場合はどうするかなども考える必要があるかもしれない。

こちらも参考に⇒エアコン配管(化粧)カバーは掃除方式によっては必ずつけるべき

この点は買う人の判断になる。

 ラインナップ

パナソニックXシリーズ

CS226CX CS256CX CS286CX CS366CX CS406CX CS286CX2 CS366CX2 CS406CX2 CS566CX2 CS636CX2 CS716CX2 CS806CX2

6畳から26畳用まである。最後の型番が2となっているのは200Vという意味でその他は100V。

霧ヶ峰FZシリーズ

MSZFZV4016S  MSZFZV5616S

MSZFZV6316S  MSZFZV7116S

MSZFZV8016S  MSZFZV9016S

14~29畳まで。すべて200Vタイプ。

室外機のサイズ

パナソニックXシリーズ室外機

2016パナソニックXシリーズ室外機

霧ヶ峰FZシリーズ室外機

2016三菱電機FZシリーズ住設の室外機

※例  S22STESの場合22型2.2kWタイプ=6畳

22(6畳用) 25(8畳用) 28(10畳用) 36(12畳用) 40(14畳用) 56(18畳用) 63(20畳用) 71(23畳用) 80(26畳用) 90(29畳用)

ダイキンS56TTRXPと三菱MSZFZV5616Sの違い

両機種とも2016年版の住宅設備向けに販売されている最上級(最上)クラスで、省エネ性が高いタイプ。格安エアコンと比べると年数を重ねるたびに格段に電気代で差がついてくる。

三菱電機は世界初のエアコンの仕組みを開発。それがこのFZシリーズである。

ダイキンRXシリーズ室内機

2016年Rシリーズ(すべての畳数で同じ大きさ)寸法あり

住宅設備向けに出ているRXシリーズはすべての畳数でホワイト以外にベージュ色もある。

2016年Rシリーズ(すべての畳数で同じ大きさ)ベージュ色

三菱電機FZシリーズ室内機

2016霧ヶ峰FZシリーズ室内機(すべての畳数で同じ大きさ)

これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。

ダイキンS56TTRXPと三菱MSZFZV5616S(最上)の違い

以下、ダイキンRX、三菱電機FZ:と省略して表記。

スペック

S56TTRXPのスペック

MSZ-FZV5616Sのスペック

カッコの中の最大・最小運転能力にも注目。最大運転能
力は大きいほど、最小運転能力の場合は小さいほど快適性能
が良くなる。

表の数字を参考にすると電気代を調べる事も出来る⇒エアコンの年間電気代の簡単な調べ方

エアコン室内機・室外機セットの値段をチェックする

世界初。左右独立駆動の『パーソナルツインフロー』

三菱電機FZシリーズのみ

2016年霧ヶ峰の中身FZシリーズ

写真の3の部分にプロペラを新搭載。

今回比較の2機種の違い↓(2015年モデルZシリーズ=他のすべてのメーカーの機種である)

霧ヶ峰のパーソナルツインフロー

これにより異なる温度の気流を作れるようになった。これが一番大きな違いである。

霧ヶ峰による体感温度チェック

二人の体感温度の差まで0.1℃単位で検知し、暖房時の床温度差が最大約3℃の異なる気流を実現。

パーソナルツインフローファン

これはさまざまな家庭のどんな状況にも対応してくれる事だろう。

他にも大事なポイントあり。霧ヶ峰に搭載のセンサー/ムーブアイによって暑い・寒いといった温度感覚が現れやすい手先・足先など細部までの温度変化を測ることも可能なので

風当て・風よけも自動ですべておまかせ、しかも快適。

霧ヶ峰の自動風よけ

夏の場合、人の部位を検知し寒いと感じている時には自動で風よけ、暑いと感じている人には風当て。風に当たりたくない場合は設定で変更も可能。

ちょっとわかりにくいかもしれないので補足すると、他のメーカーでよくあるただの風あて・風よけではなく『風あてよけ』というのがポイント。風を当てるのかよけるのかさえ自動でエアコンが体感温度をみて判断してくれる点が違う。

霧ヶ峰の二人同時吹き分け

二人同時吹き分け可能。しかも体感温度を検知しながらである。

※ちなみに今回比較しているダイキンのRXシリーズは人感センサーが搭載されているので人の場所を自動検知による『風あて』と『風よけ』は可能。

加湿機能の有無

ダイキンRX: 〇

三菱電機FZ: ×

全メーカーの中でダイキンの最上機種だけが加湿可能。ダイキンは量販店向けにもRシリーズがあり、型番が少し違う。

加湿器と違い外の空気を部屋の中に取り込むときに(室外機の中を通り)水分だけを部屋へ取り込む仕組み【無給水加湿】

ダイキンの無給水加湿

加湿器を持っていない家庭には冬場に重宝しそうな機能。

ダイキンと言えば、ストリーマも忘れてはならない。

ストリーマとは?

ストリーマとはダイキン独自の技術で、フィルターに捕獲したダニ(フン・死骸)・カビ・花粉等を強力に分解する。部屋の空気だけでなく、機械内部にもストリーマを照射することで、カビ菌・ニオイの原因菌を分解・除去する※追記 新型コロナウイルスの抑制にダイキンのストリーマは効果があるのか?実験結果では、ストリーマを1時間照射することにより新型コロナウイルスは93.6%不活化させ、3時間照射することにより99.9%以上を不活化されたと発表された!。

ダイキンの空気清浄機にもストリーマ機能は搭載されている。

今回の比較の一番のポイントはこのストリーマと三菱電機・霧ヶ峰のムーブアイである。

夏場のエアコンに空気清浄能力も求めるのであればダイキン、エアコンのきめ細やかな空調を重視するのであれば霧ヶ峰で良いだろう。

給気換気機能の有無

ダイキンRX: 〇

三菱電機FZ: ×

車の排ガス処理に利用されている熱触媒技術を応用し、屋外からの
いやなニオイを分解。換気「強」運転はパワフルに部屋の空気
を入れ変えたい場合に便利。

全メーカーの中でダイキンのみに付いている独自機能。勘違いされやすい点としては給気して換気する点。

部屋の中の空気を外に押し出すイメージ。

つまり外の空気をエアコン本体を通して入れて換気する。エアコンの室内機の内部には『給気フィルター』が付いていて汚れが気になった時に掃除機かつけおきでお手入れする。

ダイキンのRXシリーズの2016年版は風を当てない垂直気流を採用

垂直だと何がいいのか?

ダイキンの垂直気流2016年新機能

上が従来の暖房の気流

下が2016年垂直気流である。

※床面が十分に温まってから垂直気流に切り替わる

簡単に言うと

体に直接風が当たりにくいので乾燥を防ぐ

垂直気流に切り替わってからは、ほぼ無風空間で足元から暖めるので風が当たらなくて快適、という点も他メーカーにない特徴になるだろう。

これは2016年から新搭載された床温度センサーにも関連してくる↓

床温度センサー

ダイキンの床温度センシング

人・床温度センサーで床面の温度分布を細かく
検知。あたためる位置をコントロールすることで、
床面全体をムラなくあたためます。

ダイキンの床温度センシング

これは部屋の構造にもよるので、考慮すべし。

生産地

ダイキン:日本製 (リモコンは除く)

霧ヶ峰:日本製 (付属品の一部除く)

ダイキンRXシリーズ

S22TTRXS S25TTRXS S28TTRXS S36TTRXS S40TTRXS S40TTRXP S56TTRXP S63TTRXP S71TTRXP S80TTRXP S90TTRXP

室外電源200V↓

S40TTRXV S56TTRXV S63TTRXV

S71TTRXV S80TTRXV S90TTRXV

6畳から29畳用まで。最後の型番がPとなっているのは室内電源200Vという意味でSは室内電源100V。

三菱電機FZシリーズ

MSZFZV4016S  MSZFZV5616S

MSZFZV6316S  MSZFZV7116S

MSZFZV8016S  MSZFZV9016S

14~29畳まで。すべて200Vタイプ。

室外機のサイズ

ダイキンRXシリーズ室外機

2016年量販Rシリーズ住設RXシリーズ室外機

畳数によって大きさが違う。

三菱電機FZシリーズ室外機

2016三菱電機FZシリーズ住設の室外機

大きさは一種類。

※例  S22STESの場合22型2.2kWタイプ=6畳

22(6畳用) 25(8畳用) 28(10畳用) 36(12畳用) 40(14畳用) 56(18畳用) 63(20畳用) 71(23畳用) 80(26畳用) 90(29畳用)

量販MSZFZ5616Sと住設MSZFZV5616Sの違い

三菱電機・霧ヶ峰の最上位機種。世界初になる左右独立駆動の『パーソナルツインフロー』が搭載されたことでも有名。

異なる二つの方向へ【違う温度】の風を送る事が出来るようになった。

それについての記事はこちら

2016年三菱電機・霧ヶ峰のFZシリーズは50年ぶりの世界初へ

量販店向けだけでなく、住宅設備向けにも販売されている。

これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。

量販MSZFZ5616Sと住設MSZFZV5616Sの違い

まず、室内機と室外機は同じである。

スペック

MSZ-FZ5616Sのスペック

MSZ-FZV5616Sのスペック

ずばり違いは住宅設備向けの機種は三菱HEMSに対応出来る事。

HEMSとは?

[ヘムス] ホーム・エネルギー・マネジメント・システム

家のさまざまな家電製品をネットワークでつないで、エネルギーの「見える化」をしたり、状況に応じて機器をコントロールすることにより快適で省エネな暮らしを実現するシステム。

三菱のHEMSの特徴を知りたい方は公式サイトへ

 ラインナップ

住宅設備向けの型番はFZの後にVが付いている。

量販店向け・霧ヶ峰FZシリーズ

MSZFZ4016S  MSZFZ5616S

MSZFZ6316S  MSZFZ7116S

MSZFZ8016S  MSZFZ9016S

6~29畳まで。すべて200Vタイプ。

住宅設備向け・霧ヶ峰FZシリーズ

MSZFZV4016S  MSZFZV5616S

MSZFZV6316S  MSZFZV7116S

MSZFZV8016S  MSZFZV9016S

6~29畳まで。すべて200Vタイプ。