まず、今回比較対象のダイキンAシリーズは暖房特化モデルではないが東北電力推薦・暖房エアコンに選ばれている(発売は2014年冬)。そして日立は暖房特化モデルの中で安い方ではあるが、暖房シリーズは少ないので便宜上(中)とした。
日立SKシリーズの発売日は2012年冬だが、しばらくモデルチェンジをしていないという意味。(2016年版はEKシリーズとして新発売)
ダイキンAシリーズの室内機
白のみ。
日立SKシリーズ室内機
白のみ。
これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。
ダイキン/量販AN28SAS(上)と日立の暖房エアコンRAS-SK28C2(中)の違い
以下、ダイキン:、日立:と省略して表記。
この記事を書いた2016年1月の段階では2万円ほどAN28SASの方が値段が高いが、時期によって変わるのでその都度チェックが必要である。
スペック
※カッコの中の最大・最小運転能力にも注目。最大運転能
力は大きいほど、最小運転能力の場合は小さいほど快適性能
が良くなる。
一つ目の大きな違いはダイキンは100Vタイプ、日立は200Vタイプである点。この畳数のこのシリーズは、それぞれこのボルト数しかない。
表の数字を参考にすると電気代を調べる事も出来る⇒エアコンの年間電気代の簡単な調べ方
速暖機能
ダイキン:翌朝暖房
日立:スピード暖房
各メーカーで名称は違うが、ダイキンの場合は【約1分で温風吹き出し】を謳っている。だが、実際にはこの翌朝暖房機能は入りタイマーと似た機能であり、設定時間の30分前からエアコンが準備運転を始める事ですぐ温風が出せるというもの。
日立のスピード暖房に関しては何分で温風が吹き出すとの表現はなく、何分で部屋がどれだけ温かくなるかとの記載だけで表現が曖昧である。
実際には速さだけでなく【温風の温かさ】も重要なので今回は他の暖房機能で比較するべきだろう↓
日立のその他の特徴的な暖房機能
外気温-25℃で運転可能
外気温が低いほど暖房能力が下がってしまうが、かなりの低温でも運転可能にするためには室外機にもそれなりの仕組みが必要である。ダイキンの場合は2016年版から外気温-25℃からでも運転可能の表示がついたので、この2機種で比較した場合は日立の方が能力が上。
快適暖房アシスト
温かさを長続きさせるための機能。下の図を参考に。
温風プラス
もっと暖かい風が欲しいと思ったときに便利。リモコンの『温風プラス』ボタンを押すことで吹き出す風の温度が約55℃の高温風運転を30分間行う。
※ダイキンの場合は今回の2015年版Aシリーズではなく、寒冷地用モデルの2015年版DXシリーズか2016年版Aシリーズに『高温風モード』という日立の温風プラスに似た機能がついている。
暖房の比較だけだと当然日立の寒冷地用モデルの方が高性能である。ではダイキンの良い面は?それはズバリ、ストリーマ。
ストリーマとは
ダニ・花粉・ウイルスを代表とする、有害タンパク質・有害物質を分解する技術。
プラズマ放電の一種である「ストリーマ」放電を用い、その分解力を熱エネルギーに例えると、太陽の16個分に匹敵するという。
詳しくはダイキン公式サイト・ストリーマの技術のページへ
もし空気清浄も重視するのであればダイキンも捨てがたい。暖房重視は当然日立のSKシリーズだが、地域によってはそんなに寒くない地域もある。その場合はバランスの取れたダイキンAシリーズでも良いだろう。
ラインナップ
ダイキンA
AN22SAS AN25SAS AN28SAS AN36SAS AN40SAP AN56SAP AN63SAP AN71SAP AN80SAP
6畳から26畳用まで。最後の型番がPとなっているのは200V 。その他は100V。
日立SKシリーズ
RAS-SK28C2 RAS-SK40C2 RAS-SK56C2
10畳から18畳まで。200Vのみ。
室外機
ダイキンA
※それぞれ畳数によって大きさが違う。
日立SKの室外機
※例 S22STESの場合22型や2.2kWタイプ=6畳