家電の徹底比較

三菱MSZ-FL3616(上)とMSZ-ZW3616(上)の違い

ついに待望のFLシリーズが発売された。

2016年版の霧ヶ峰のラインナップは多いので二つとも上位クラスとした。ちなみに2015年の段階ではZシリーズは最上位クラスである。

わかりにくい違いもあるので要チェック。

FLシリーズ室内機

2016年FLシリーズ室内機

パウダースノウとボルドーレッドの2色。デザインが超個性的!

Zシリーズ室内機

2016年三菱電機ZWシリーズ室内機

ウェーブホワイトとウェーブブラウンの2色。

これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。

三菱MSZ-FL3616(上)とMSZ-ZW3616(上)の違い

スペック

MSZ-FL3616のスペック

MSZ-ZW3616のスペック

カッコの中の最大・最小運転能力にも注目。最大運転能
力は大きいほど、最小運転能力の場合は小さいほど快適性能
が良くなる。

表の数字を参考にすると電気代を調べる事も出来る⇒エアコンの年間電気代の簡単な調べ方

この鬼比較サイトが初めての方は、こちらも参考に⇒ エアコンを選ぶ前に大事なこと

ムーブアイ極により温冷感を検知可能かどうか

Zシリーズ: 〇

FLシリーズ: ×

はっきり言ってFLシリーズの『体の部位の温度を検知』できるだけでも他メーカーを越える性能なのですごい事なのだが、さらにZシリーズの場合は人の暑い・寒いの感じ方(温冷感)も見てくれるのだ。

暑い・寒いといった温度感覚が現れやすい手先・足先など細部までの温度変化と温冷感を測りながら風当て・風よけも自動で制御、すべておまかせ、しかも快適。

霧ヶ峰の自動風よけ

夏の場合、人の部位を検知し寒いと感じている時には自動で風よけ、暑いと感じている人には風当て。風に当たりたくない場合は設定で変更も可能。

ちょっとわかりにくいかもしれないので補足すると、ただの風あて・風よけではなく『風あてよけ』というのがポイント。風を当てるのかよけるのかさえ自動でエアコンが体感温度をみて判断してくれる点が違う。

霧ヶ峰の二人同時吹き分け

二人同時吹き分け可能。しかも体感温度を検知しながらである。

ムーブアイ極の違い2

Zシリーズ: 360°検知 17704エリア

FLシリーズ: 160°検知 3008エリア

エリアは部屋を検知できる細かさが違うという事なので、快適性に影響する。

Zシリーズの場合、360°検知できるので

日射熱ガード冷房と冷気カット暖房も可能である。

夏の場合

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360℃センシングにより窓の後ろの日射の温度変化を検知。

2

自動で日射熱をガードする風+人感センサーによる風の吹き分け(風よけ・風あて)などが可能になった。

さらに人が離れると自動でこの日射熱ガード運転をやめるので省エネにもなる。

これは冬場にも効果を発揮する。

窓からの冷気を検知することで、下向きの気流で冷気をカット。

なぜかと言うと冷たい空気は下からくるからだ。

同じく窓からの冷気をカットしながら、人感ムーブアイ極によるピンポイント暖房が可能なのだ。

室内機の形自体が違うので、他にも細かな違いはあるのだが、上記が機能に関して大事な項目。

結論としては『機能としては』Zシリーズの方が上なのだが、FLシリーズと比較する場合、それを超越したデザイン性も考慮したい。

もしこのデザイン性で機能もZシリーズより上を求めるのであれば最上位機種FZシリーズがある↓

霧ヶ峰アドバンス

霧ヶ峰のFZシリーズは50年ぶりの世界初へ

とにかくFLシリーズはデザインが一番の特徴なので

最後に公式パンフレットの一部の写真で雰囲気をどうぞ。

霧ヶ峰FL(V)シリーズのデザイン写真3 霧ヶ峰FL(V)シリーズのデザイン写真4 霧ヶ峰FL(V)シリーズのデザイン写真5 霧ヶ峰FL(V)シリーズのデザイン写真 霧ヶ峰FL(V)シリーズのデザイン写真2

霧ヶ峰FL(V)シリーズのデザイン写真6