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ダイキンAN40SRPとパナCS-405CXR2の違い

フィルター自動掃除付きエアコン。ダイキンRシリーズ(ダストボックスタイプ)とパナソニックCXR【X】シリーズ(自動排出方式)比較

ダイキンRシリーズ室内機

2015年量販Rシリーズ住設RXシリーズ室内機(すべての畳数で同じ大きさ)

色・14畳の100V用/26畳用を除いた畳数でホワイト以外にベージュ色あり

2015年量販Rシリーズ住設RXシリーズ室内機ベージュ色

パナソニックXシリーズの室内機

2015年パナソニックXシリーズ室内機(全畳数で大きさ同じ)

白のみ。

これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。

ダイキンAN40SRPとパナソニックCS-405CXR2の違い

ダイキンRシリーズは最上位機種で全メーカー含めて唯一加湿が出来る、うるるとさらら(うるさら)の名称で有名。

パナCXRは上から2番目の高級シリーズ。

以下、ダイキンRとパナCXRと呼ぶことにする。

スペック

AN40SRPのスペック

CS-X405C2とCS-405CXR2のスペック

※冷房と暖房の項目が逆なので注意。能力の平均は同じだが
カッコの中の最大・最小運転能力に注目。最大運転能
力は大きいほど、最小運転能力の場合は小さいほど快適性能
が良くなる。

表の数字を参考にすると電気代を調べる事も出来る⇒エアコンの年間電気代の簡単な調べ方

まだどのメーカーかも決まってない方には役立つページ ⇒ 詳しくはコチラ ⇒ エアコンメーカーを鬼比較!

まず両メーカーの売り

ダイキン:ストリーマと加湿

パナソニック:ナノイー

ストリーマとは?

ダイキンのストリーマ写真

ストリーマとはダイキン独自の技術で、フィルターに捕獲したダニ(フン・死骸)・カビ・花粉等を強力に分解する。部屋の空気だけでなく、機械内部にもストリーマを照射することで、カビ菌・ニオイの原因菌を分解・除去する※追記 新型コロナウイルスの抑制にダイキンのストリーマは効果があるのか?実験結果では、ストリーマを1時間照射することにより新型コロナウイルスは93.6%不活化させ、3時間照射することにより99.9%以上を不活化されたと発表された!

というもの。

ダイキン唯一の機能『加湿』

このうるる加湿という機能は無給水加湿という事を知らない人も多いかもしれない。つまり給水がいらない。水を入れなくても自動で加湿しながら暖房可能なのだ。

どうやってそれを可能にしているのかと言うと室外機の中に特別な装置が入っていて外の空気を取り込むときに湿度を取り込んで加湿するという仕組み。なので単純に加湿器の変わりになる、というわけではなく、手入れの必要もスペースもいらない、という利点もある。

ナノイーとは?

水に包まれたイオンを気流に乗せて部屋中に飛ばす事で、見えない空気の汚れを抑制するというもの。

浮遊菌、付着菌、カビ菌、アレル物質(花粉)、ウィルス、脱臭、美肌、美髪に効果があるとされる。※追記 新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)を対象に、帯電微粒子水「ナノイーX」を曝露した場合と曝露しない場合で比較実験を行い、2時間で99.99%抑制という効果が確認された!イオン濃度が高い方が細菌やウイルスの抑制や不活化に有効なので、最近発売されたパナソニックのエオリアシリーズから搭載されはじめたナノイーX搭載の機種がおすすめ。

ちなみにどちらのシリーズも単独運転可能だ。

自動掃除の方式の違い

まずダイキンRがフィルター自動掃除の中でもダストボックス方式と言われるもの。

文字どおりダストボックスがエアコン本体の内部に内蔵されているタイプで数年に一度はダストボックスを取り外して捨てるのが標準的な目安だ。(ダイキンの場合10年間コミ捨て不要と記載あり、下記説明参照)

CXRが自動排出方式と言われイメージとしてエアコンの内部に小さな掃除機が付いていてホコリを外に出す。

実は自動排出方式には専用のホースが一本つく。

シャープもこのタイプの機種があるし、ダイキンも加湿タイプは

同じく専用ホースが必要になる。

この点で建物の数は少ないが隠蔽配管になってる建物などでは工事不可!

なので注意が必要だ。

標準工事の場合は普通は室内機と室外機をつなぐホースが壁を貫通してすぐ外に出ているのだが、壁の中に埋まって見えないケースがある。

これが隠蔽配管だ。

隠ぺい配管

隠ぺい配管

建物内部、天井裏や下を通るケースもありさまざま。

自動排出方式の利点はやはりゴミ捨てが必要ないという事に尽きるが、もしキッチンの近くに設置するなど、油汚れなどが管の中に長年付着してきた場合はどうするかなども考える必要があるかもしれない。

こちらも参考に⇒エアコン配管(化粧)カバーは掃除方式によっては必ずつけるべき

この点は買う人の判断になる。

その他の違いを詳しくみていこう。

センサー

ダイキンR:人感センサー

パナCXR:日射センサー・ひと、ものセンサー・床温センサー

ダイキンRの場合

人の動きに合わせてエアコンの左・中央・右へ気流吹き分け可能。

2つの設定『エリア』『スポット』を選べる、エリア設定は人に風を直接あてないモードでスポットにすると人に風が直接当たるモード。

そして人の不在を検知して自動停止、消し忘れ防止機能もあり。

パナCXRの場合

日射センサーとは

日差しの具合を感知し温度を自動調節し無駄な運転を抑える機能。

具体的にはエコナビボタンを押すことでオン・オフ可能。

冷房・除湿時:曇りの日や夜は、約1~2℃高めに、暖房時:晴れた日の昼間は、約1℃低めに。さらに外の明るさに合わせて本体ランプの明るさも自動調整。

ひと・ものセンサーとは

熱の動きから人とものを見分け、人がいるエリアに絞って冷暖房を行い、高い節電効果も期待できる。

床温センサー

足元周りの温度を検知する事で足元が寒い時は暖房を強くして暖かさをキープする。

パナCXRには人の在・不在を検知するセンサーもついており、人がいなくなったら運転をセーブ、長時間戻らない時には自動で停止ができる。

気流制御

ダイキンR:サーキュレーション気流

パナCXR:足元/天井気流・ロングワイド気流

ダイキンRの場合

大風量で部屋の隅々まで気流を循環させ温度ムラの少ない快適な環境にしてくれる機能。暖房時は天井に気流を沿わせるコアンダ構造、気流を回す下吸い込み構造、大風量を生むシャープクロスフローファンによって可能になった。

最大12メートル先まで気流を届ける事が可能(14畳以上の機種)。最大180度ワイド(左右)に気流の向きが調節可能。

パナCXRの場合

足元気流

冬は冷えやすい足元へ集中して温風を届けるというもの。

天井気流

カタログには夏は気流を頭上へ集中させて天井からふりそそぐ涼風をつくります。となっているが具体的に言うと上下風向版が大きいからこの気流制御ができるのだ。気流制御で有名なシャープも同じく大きい。

ロングワイド気流

ロング設定で前方向へ最大15メートル先まで(暖房時)。 しかも最大180度ワイドに風を届けられるというもの。

除湿

ダイキンR:さらら除湿

パナCXR:選べる除湿

ダイキンのさらら除湿(ハイブリッド方式)とは?

ダイキン独自の方式。

必要な除湿量に合わせて自動で無段階でコントロール可能。必要な除湿量が多い時は熱交換器の全体を冷やして除湿。

必要な除湿量が少ない時は熱交換器の一部だけ冷やして除湿するというもの。

それにより無駄がなくなって電気代も減るわけだ。

パナCXRの場合

快適除湿モード・冷房除湿モード・弱除湿モードの3種類だが再熱除湿方式ではない独自の方法をとっている。室温と湿度のバランスを考えるという新しい除湿方法。

快適除湿モードとはエアコンが不快指数を考えて室温と湿度の両方をチェックしながら室温をあまり下げずに湿気をカットするというもの。

※再熱除湿・各メーカーの除湿方式について知りたい方はデスクトップの方は右、スマホの方は下のカテゴリー・一覧の一番下『エアコンの100V200V・仕組み・冷媒・インバーター・除湿 』を参考にしていただきたい。

エアフィルター

ダイキンR:フッ素コーティングフィルター

パナCXR:銀イオンフィルター

フッ素加工することで、油分を含んだホコリもとれやすい。

銀イオンにすることで除菌の効果あり。

さらにパナCXRの場合ほこりをかき取るときに照射するUV(紫外線)によって、菌の繁殖が抑制される。(パナ独自)

エアフィルター以外の付属フィルター

ダイキンR:チタンアパタイトフィルター(10年交換不要)

パナCXR:空気清浄フィルター(交換は2年に一度)

一番手前にあるエアフィルターは全メーカーついている。

イメージ写真↓

img_airfilter

これの奥につけるフィルターの事だ。

エアコン本体に対してパナの空気清浄フィルター

カバーを開けてフィルター設置のイメージ写真↓

空気清浄フィルタ

ダイキン エアコン用光触媒集塵・脱臭フィルターKAF046A41↓

KAF046A41

チタンアパタイトで、カビ菌と悪臭の原因となる成分などを吸着。

暖房に特化した機能

ダイキンR:あり

パナCXR:あり

ダイキンRの場合

翌朝暖房という機能(名称)になっており、約1分で温風を吹き出させることが可能。暖房の余熱で前日霜取りをすることで翌朝のスピード暖房が可能になるというもの。

パナCXRの場合

すぐでる暖房とすぐでる冷房という機能あり。

従来のエアコンの場合、暖かい温風が出るまで時間がかかっていたものが大幅に時間短縮できるようになった。

朝に運転をオンにする時間をエアコンが学習する事と室外機の余熱運転の組み合わせで、これを可能にしている。

約35℃足元暖房とあったかチャージという機能もあり文字通り、パワフルな足元暖房を実現したというものと、あったかチャージとは、室温が低下する霜取り運転時、あらかじめ部屋を暖めておくことで、体感温度や室温の低下を抑えてくれるというもの。

高温パトロールモード

ダイキンR:あり

パナCXR:なし

これは部屋が高温・多湿になると音声でお知らせしてくれて冷房運転にしてくれるというものだ。

もしそうなった場合は『室温が高くなりました、冷房運転を開始します』とエアコンから音声が流れる仕組み。

音声アドバイス機能

ダイキンR:あり

パナCXR:なし

ダイキンRの場合、エアコンが室内の温度や湿度、野外温度の変化、冷やしすぎなどを検知して、より快適な運転に切り替えるきっかけをつくってくれる。

例えば

部屋が乾燥ぎみの場合:『湿度が低くなっています、加湿暖房運転がおすすめです』

室内よりも室外温度が低くなった場合(冷房時のみ):『設定温度よりも室外温度が低くなりました』

エアコンの目標電気代を設定した場合:『目標電気代の約50パーセントに到達しました』など。

ちなみにリモコンを操作した場合も音声でお知らせしてくれる。

例えば

設定湿度を変更したとき:『湿度が美肌に設定されました』

フィルター自動掃除開始時:『フィルター掃除運転を開始します』など。

ここからがどのサイトでも比較していない鬼比較の真骨頂↓

自動運転

自動運転の利点は自動ボタンを押すだけで自動的に運転モードを選択してくれる点。ただ、メーカーや機種によって運転内容や選ぶ運転モードの差がある事は知られていない。

ダイキンR:快適エコ自動運転

パナCXR:自動運転+各センサー

ダイキンRの場合

室内、室外温度に応じて、除湿、冷房、暖房(加湿も併用)のいずれかを選択してくれる。同じ温度でも湿度があがる事で肌が暖かく感じられることが知られており結果的に節電にもつながる。

さらに人感センサーによる吹き分けも可能(上記センサー参照)。

パナCXRの場合

室内、室外温度に応じて、除湿、冷房、暖房のいずれかを選択してくれる。

日射センサー・ひと、ものセンサー・床温センサーによってさらに快適に自動で吹き分けしてくれる。

具体的には足元の温度をセンサーが見張って暖かさをキープ、日射が強くなると暖房を控えめに、天井や壁の輻射熱を学習して最適パワーで運転、人の居場所にしぼって冷暖房、人の居場所が変わったら移動も可能。人の活動量(動き)によって冷暖房の強弱も考えてくれて、間取り・家具の位置(生活エリア)をエアコンが学習することで無駄なエリアへの運転をカット。

おやすみ機能

おやすみ切タイマーとも言われるが、それと入/切タイマーとの大きな違いは眠っている間も快眠できるように微妙な温度調節を自動でしてくれる点だ。使い方を間違うと逆に寝苦しくなる可能性があり注意が必要。

ダイキンR:快眠運転

パナCXR:おやすみ切タイマー

ダイキンの場合

冷房・暖房運転時に、快眠ボタンを押し1時間刻みで運転を切る設定可能。約3時間かけて設定温度を2℃下げていき、起床時刻の約一時間前から設定温度を1℃自動的に上げる。これにより快眠が可能になるという事だ。

パナの場合

パナソニックの場合、1時間後や2時間後に『切』という設定ができ

しかもおやすみ切タイマー運転中に温度を調節するとエアコンが学習して次の運転から自動調節してくれる、という優れもの。

設定できる温度の単位

ダイキンR:0.5℃単位

パナCXR:1℃単位

フィルター自動お掃除時間

ダイキンR:約11分

パナCXR:約16分~60分

ダイキンの場合

積算時間に応じて約1日運転した後に停止で掃除運転を始める。

もしダイキンの自動内部クリーンを『入』にしていた場合、冷房・ドライ運転停止後に乾燥運転約100分あり。

パナCXRの場合

運転条件によりフィルター掃除の時間、本体内部お掃除運転(内部クリーン)の時間が変わる。フィルター掃除を『念入り』に設定も可能。その場合約150分になる。

内部クリーン(乾燥)

エアコン内部が湿っているとカビが増殖しやすくなる。それを防ぐのが内部クリーンだ。機種によって基本運転時間の差がある。

ダイキンR:約100分

パナCXR:約40分~85分

・もちろん両シリーズともに内部クリーンの解除も設定可能。

カビみはり

パナCXRの特徴的な機能。部屋の温度・湿度を検知してエアコン内部にカビが成長しやすい状態かどうかをみはるというもの。

ダイキンR:なし

パナCXR:あり

カビが成長しやすい状態が累積で12時間を超えると、ひと・ものセンサーで人がいないと判断した時に約40分間運転する。

リモコン液晶のバックライト

ダイキンR:あり

パナCXR:あり

リモコンの蓄光ボタン

真っ暗の場合でも、少しの間ボタンが光ってくれるもの。ボタンが見えなくて明かりをつけるという煩わしさがなくなる。

ダイキンR:あり

パナCXR:なし

ダストボックスサイン

自動でフィルター掃除したホコリをダストボックスにためるが、エアコン本体のおそうじランプが光る事で掃除の時期をおしえてくれる。

ダイキンR:あり

パナCXR:ダストボックス自体なし

ダイキンRの場合

ダストボックス内にホコリがたまるか、またはダストブラシが汚れるとランプが点滅。積算時間で測るタイプではないようだ。ちなみにダイキンのフィルター掃除と言えば10年ゴミ捨て不要をうたい文句にしている事で有名。

ダストボックスのサイン以外にストリーマのお掃除サインもある。このストリーマユニットの掃除をおこたるとストリーマ放電できなくなるので効果がなくなってしまう。

1800時間以上運転するとランプが点滅して教えてくれる。

ストリーマユニットの掃除について詳しく知りたい方はデスクトップの方は右、スマホの方は下のカテゴリー・ 一覧の

一番下から二番目『エアコン掃除・クリーニング 』を参考に
していただきたい。

ちなみにナノイーのユニット交換は必要なし。

ダイキン独自の2015年新機能

高外気タフネス冷房という機能がダイキンのFシリーズ以上からついた(室外機)。どういうものかと言うと外気温45℃での冷房運転に対応できるようになったというもの。ベランダや住宅の隙間など、熱がこもりやすい場所でも快適な冷房運転可能。

給気換気

ダイキンR:あり

パナCXR:なし

ダイキンR独自の機能。車の排ガス処理に利用されている熱触媒技術を応用し、野外からのいやな臭いを分解。換気運転することで部屋の空気を入れ替える事が可能。

パワフルモード

ダイキンR:あり

パナCXR:あり

パナCXRの場合

暖房・冷房運転中に『もっと』ボタンを押すことでより強力な温風・冷風が吹き出し(暖房:45分、冷房:30分)自動で元の運転に戻る。

据え付け位置の設定

エアコン本体が部屋の中央なのか、左端なのか右端なのか。きちんと設定することでより効率のいい運転が可能になる。特にセンサー(カメラ)つきエアコンでは大事な設定

ダイキンR:できる

パナCXR:できる

家具の位置の設定

ダイキンR:できない

パナCXR:できる

リモコンで家具の有無・位置を細かく設定可能。家具のあるエリアを避けて人に風が届く風向を自動で選んでくれる。

ダイキンRとパナCXRの共通項目

新冷媒R32使用・上下左右風向切り替え自動・入/切タイマー併用可・ランドリーモードあり・リモコンホルダー付属

生産地

ダイキンR:日本製(リモコンは除く)

パナCXR:日本製(付属品の一部に海外製品)

ダイキンAN40SRPとパナCS-HX405C2の違い

両シリーズとも2015年モデルのフィルター自動掃除付き、ダイキンRシリーズ(ダストボックスタイプ)とパナソニックHXシリーズ(自動排出方式)比較

ダイキンRシリーズは最上位機種で全メーカー含めて唯一加湿が出来る、うるるとさらら(うるさら)の名称で有名。

ダイキンRシリーズ室内機

2015年量販Rシリーズ住設RXシリーズ室内機(すべての畳数で同じ大きさ)

色・14畳の100V用/26畳用を除いた畳数でホワイト以外にベージュ色あり

2015年量販Rシリーズ住設RXシリーズ室内機ベージュ色

パナソニックHXシリーズの室内機

パナソニック2015年HXシリーズ室内機(すべての畳数で同じサイズ)

2色。

これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。

ダイキンAN40SRPとパナソニックCS-HX405C2の違い

以下、ダイキンRとパナHXと呼ぶことにする。

スペック

AN40SRPのスペック

CS-HX405C2のスペック

※冷房と暖房の項目が逆なので注意。能力の平均は同じだが
カッコの中の最大・最小運転能力に注目。最大運転能
力は大きいほど、最小運転能力の場合は小さいほど快適性能
が良くなる。

表の数字を参考にすると電気代を調べる事も出来る⇒エアコンの年間電気代の簡単な調べ方

まだどのメーカーかも決まってない方には役立つページ ⇒ 詳しくはコチラ ⇒ エアコンメーカーを鬼比較!

まず両メーカーの売り

ダイキン:ストリーマと加湿

パナソニック:ナノイー

ストリーマとは?

ダイキンのストリーマ写真

ストリーマとはダイキン独自の技術で、フィルターに捕獲したダニ(フン・死骸)・カビ・花粉等を強力に分解する。部屋の空気だけでなく、機械内部にもストリーマを照射することで、カビ菌・ニオイの原因菌を分解・除去する※追記 新型コロナウイルスの抑制にダイキンのストリーマは効果があるのか?実験結果では、ストリーマを1時間照射することにより新型コロナウイルスは93.6%不活化させ、3時間照射することにより99.9%以上を不活化されたと発表された!

というもの。

ダイキン唯一の機能『加湿』

このうるる加湿という機能は無給水加湿という事を知らない人も多いかもしれない。つまり給水がいらない。水を入れなくても自動で加湿しながら暖房可能なのだ。

どうやってそれを可能にしているのかと言うと室外機の中に特別な装置が入っていて外の空気を取り込むときに湿度を取り込んで加湿するという仕組み。なので単純に加湿器の変わりになる、というわけではなく、手入れの必要もスペースもいらない、という利点もある。

ナノイーとは?

水に包まれたイオンを気流に乗せて部屋中に飛ばす事で、見えない空気の汚れを抑制するというもの。

浮遊菌、付着菌、カビ菌、アレル物質(花粉)、ウィルス、脱臭、美肌、美髪に効果があるとされる。※追記 新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)を対象に、帯電微粒子水「ナノイーX」を曝露した場合と曝露しない場合で比較実験を行い、2時間で99.99%抑制という効果が確認された!イオン濃度が高い方が細菌やウイルスの抑制や不活化に有効なので、最近発売されたパナソニックのエオリアシリーズから搭載されはじめたナノイーX搭載の機種がおすすめ。

ちなみにどちらのシリーズも単独運転可能だ。

自動掃除の方式の違い

まずダイキンRがフィルター自動掃除の中でもダストボックス方式と言われるもの。

文字どおりダストボックスがエアコン本体の内部に内蔵されているタイプで数年に一度はダストボックスを取り外して捨てるのが標準的な目安だ。(ダイキンの場合10年間コミ捨て不要と記載あり、下記説明参照)

HXが自動排出方式と言われイメージとしてエアコンの内部に小さな掃除機が付いていてホコリを外に出す。

実は自動排出方式には専用のホースが一本つく。

シャープもこのタイプの機種があるし、ダイキンも加湿タイプは

同じく専用ホースが必要になる。

この点で建物の数は少ないが隠蔽配管になってる建物などでは工事不可!

なので注意が必要だ。

標準工事の場合は普通は室内機と室外機をつなぐホースが壁を貫通してすぐ外に出ているのだが、壁の中に埋まって見えないケースがある。

これが隠蔽配管だ。

隠ぺい配管

隠ぺい配管

建物内部、天井裏や下を通るケースもありさまざま。

自動排出方式の利点はやはりゴミ捨てが必要ないという事に尽きるが、もしキッチンの近くに設置するなど、油汚れなどが管の中に長年付着してきた場合はどうするかなども考える必要があるかもしれない。

こちらも参考に⇒エアコン配管(化粧)カバーは掃除方式によっては必ずつけるべき

この点は買う人の判断になる。

その他の違いを詳しくみていこう。

センサー

ダイキンR:人感センサー

パナHX:日射センサー・ひと、ものセンサー・床温センサー

ダイキンRの場合

人の動きに合わせてエアコンの左・中央・右へ気流吹き分け可能。

2つの設定『エリア』『スポット』を選べる、エリア設定は人に風を直接あてないモードでスポットにすると人に風が直接当たるモード。

そして人の不在を検知して自動停止、消し忘れ防止機能もあり。

パナHXの場合

日射センサーとは

日差しの具合を感知し温度を自動調節し無駄な運転を抑える機能。

具体的にはエコナビボタンを押すことでオン・オフ可能。

冷房・除湿時:曇りの日や夜は、約1~2℃高めに、暖房時:晴れた日の昼間は、約1℃低めに。さらに外の明るさに合わせて本体ランプの明るさも自動調整。

ひと・ものセンサーとは

熱の動きから人とものを見分け、人がいるエリアに絞って冷暖房を行い、高い節電効果も期待できる。

床温センサー

足元周りの温度を検知する事で足元が寒い時は暖房を強くして暖かさをキープする。

パナHXには人の在・不在を検知するセンサーもついており、人がいなくなったら運転をセーブ、長時間戻らない時には自動で停止ができる。

気流制御

ダイキンR:サーキュレーション気流

パナHX:足元/天井気流・ロングワイド気流

ダイキンRの場合

大風量で部屋の隅々まで気流を循環させ温度ムラの少ない快適な環境にしてくれる機能。暖房時は天井に気流を沿わせるコアンダ構造、気流を回す下吸い込み構造、大風量を生むシャープクロスフローファンによって可能になった。

最大12メートル先まで気流を届ける事が可能(14畳以上の機種)。最大180度ワイド(左右)に気流の向きが調節可能。

パナHXの場合

足元気流

冬は冷えやすい足元へ集中して温風を届けるというもの。

天井気流

カタログには夏は気流を頭上へ集中させて天井からふりそそぐ涼風をつくります。となっているが具体的に言うと上下風向版が大きいからこの気流制御ができるのだ。気流制御で有名なシャープも同じく大きい。

ロングワイド気流

ロング設定で前方向へ最大15メートル先まで(暖房時)。 しかも最大180度ワイドに風を届けられるというもの。

除湿

ダイキンR:さらら除湿

パナHX:選べる除湿

ダイキンRの場合

ダイキンのさらら除湿はハイブリッド方式という他のメーカーにない特殊な方法を取っている。必要な除湿量に応じて熱交換器の全体、または一部だけを冷やして無段階コントロールで除湿するのだ。

さらに2015年から登場したダイキンの新機能

デシクル制御によって更に湿度制御ができるようになった。具体的には2014年までのダイキンの湿度制御技術は設定温度に達すると除湿できない欠点があったのだが、それを改善して設定温度に到達した後も除湿できるようになったというもの。

パナHXの場合

快適除湿モード・冷房除湿モード・弱除湿モードの3種類だが再熱除湿方式ではない独自の方法をとっている。室温と湿度のバランスを考えるという新しい除湿方法。

快適除湿モードとはエアコンが不快指数を考えて室温と湿度の両方をチェックしながら室温をあまり下げずに湿気をカットするというもの。

エアフィルター

ダイキンR:フッ素コーティングフィルター

パナHX:銀イオンフィルター

フッ素加工することで、油分を含んだホコリもとれやすい。

銀イオンにすることで除菌の効果あり。

さらにパナHXの場合ほこりをかき取るときに照射するUV(紫外線)によって、菌の繁殖が抑制される。(パナ独自)

エアフィルター以外の付属フィルター

ダイキンR:チタンアパタイトフィルター(10年交換不要)

パナHX:空気清浄フィルター(交換は2年に一度)

一番手前にあるエアフィルターは全メーカーついている。

イメージ写真↓

img_airfilter

これの奥につけるフィルターの事だ。

エアコン本体に対してパナの空気清浄フィルター

カバーを開けてフィルター設置のイメージ写真↓

空気清浄フィルタ

ダイキン エアコン用光触媒集塵・脱臭フィルターKAF046A41↓

KAF046A41

チタンアパタイトで、カビ菌と悪臭の原因となる成分などを吸着。

暖房に特化した機能

ダイキンR:あり

パナHX:あり

ダイキンRの場合

翌朝暖房という機能(名称)になっており、約1分で温風を吹き出させることが可能。暖房の余熱で前日霜取りをすることで翌朝のスピード暖房が可能になるというもの。

パナHXの場合

エネチャージシステム

従来のエアコンは室外機の霜取りをする必要がある場合は暖房を止めざるを得なかった。なので暖房にもかかわらず数分間冷風がでる場合があったのだが、エネチャージシステムの場合、捨てられていた熱を有効利用することで暖房を止めずに運転。

暖かさをキープできるというもの。

すぐでる暖房とすぐでる冷房という機能あり。

従来のエアコンの場合、暖かい温風が出るまで時間がかかっていたものが大幅に時間短縮できるようになった。

朝に運転をオンにする時間をエアコンが学習する事と室外機の余熱運転の組み合わせで、これを可能にしている。

約35℃足元暖房とあったかチャージという機能もあり文字通り、パワフルな足元暖房を実現したというものと、あったかチャージとは、室温が低下する霜取り運転時、あらかじめ部屋を暖めておくことで、体感温度や室温の低下を抑えてくれるというもの。

高温パトロールモード

ダイキンR:あり

パナHX:なし

これは部屋が高温・多湿になると音声でお知らせしてくれて冷房運転にしてくれるというものだ。

もしそうなった場合は『室温が高くなりました、冷房運転を開始します』とエアコンから音声が流れる仕組み。

音声アドバイス機能

ダイキンR:あり

パナHX:なし

ダイキンRの場合、エアコンが室内の温度や湿度、野外温度の変化、冷やしすぎなどを検知して、より快適な運転に切り替えるきっかけをつくってくれる。

例えば

部屋が乾燥ぎみの場合:『湿度が低くなっています、加湿暖房運転がおすすめです』

室内よりも室外温度が低くなった場合(冷房時のみ):『設定温度よりも室外温度が低くなりました』

エアコンの目標電気代を設定した場合:『目標電気代の約50パーセントに到達しました』など。

ちなみにリモコンを操作した場合も音声でお知らせしてくれる。

例えば

設定湿度を変更したとき:『湿度が美肌に設定されました』

フィルター自動掃除開始時:『フィルター掃除運転を開始します』など。

ここからがどのサイトでも比較していない鬼比較の真骨頂↓

自動運転

自動運転の利点は自動ボタンを押すだけで自動的に運転モードを選択してくれる点。ただ、メーカーや機種によって運転内容や選ぶ運転モードの差がある事は知られていない。

ダイキンR:快適エコ自動運転

パナHX:自動運転+各センサー

ダイキンRの場合

室内、室外温度に応じて、除湿、冷房、暖房(加湿も併用)のいずれかを選択してくれる。同じ温度でも湿度があがる事で肌が暖かく感じられることが知られており結果的に節電にもつながる。

さらに人感センサーによる吹き分けも可能(上記センサー参照)。

パナHXの場合

室内、室外温度に応じて、除湿、冷房、暖房のいずれかを選択してくれる。

日射センサー・ひと、ものセンサー・床温センサーによってさらに快適に自動で吹き分けしてくれる。

具体的には足元の温度をセンサーが見張って暖かさをキープ、日射が強くなると暖房を控えめに、天井や壁の輻射熱を学習して最適パワーで運転、人の居場所にしぼって冷暖房、人の居場所が変わったら移動も可能。人の活動量(動き)によって冷暖房の強弱も考えてくれて、間取り・家具の位置(生活エリア)をエアコンが学習することで無駄なエリアへの運転をカット。

おやすみ機能

おやすみ切タイマーとも言われるが、それと入/切タイマーとの大きな違いは眠っている間も快眠できるように微妙な温度調節を自動でしてくれる点だ。使い方を間違うと逆に寝苦しくなる可能性があり注意が必要。

ダイキンR:快眠運転

パナHX:おやすみ切タイマー

ダイキンの場合

冷房・暖房運転時に、快眠ボタンを押し1時間刻みで運転を切る設定可能。約3時間かけて設定温度を2℃下げていき、起床時刻の約一時間前から設定温度を1℃自動的に上げる。これにより快眠が可能になるという事だ。

パナの場合

パナソニックの場合、1時間後や2時間後に『切』という設定ができ

しかもおやすみ切タイマー運転中に温度を調節するとエアコンが学習して次の運転から自動調節してくれる、という優れもの。

設定できる温度の単位

ダイキンR:0.5℃単位

パナHX:1℃単位

フィルター自動お掃除時間

ダイキンR:約11分

パナHX:約16分~60分

ダイキンの場合

積算時間に応じて約1日運転した後に停止で掃除運転を始める。

もしダイキンの自動内部クリーンを『入』にしていた場合、冷房・ドライ運転停止後に乾燥運転約100分あり。

パナHXの場合

運転条件によりフィルター掃除の時間、本体内部お掃除運転(内部クリーン)の時間が変わる。フィルター掃除を『念入り』に設定も可能。その場合約150分になる。

内部クリーン(乾燥)

エアコン内部が湿っているとカビが増殖しやすくなる。それを防ぐのが内部クリーンだ。機種によって基本運転時間の差がある。

ダイキンR:約100分

パナHX:約40分~85分

・もちろん両シリーズともに内部クリーンの解除も設定可能。

カビみはり

パナHXの特徴的な機能。部屋の温度・湿度を検知してエアコン内部にカビが成長しやすい状態かどうかをみはるというもの。

ダイキンR:なし

パナHX:あり

カビが成長しやすい状態が累積で12時間を超えると、ひと・ものセンサーで人がいないと判断した時に約40分間運転する。

リモコン液晶のバックライト

ダイキンR:あり

パナHX:あり

リモコンの蓄光ボタン

真っ暗の場合でも、少しの間ボタンが光ってくれるもの。ボタンが見えなくて明かりをつけるという煩わしさがなくなる。

ダイキンR:あり

パナHX:あり

ダストボックスサイン

自動でフィルター掃除したホコリをダストボックスにためるが、エアコン本体のおそうじランプが光る事で掃除の時期をおしえてくれる。

ダイキンR:あり

パナHX:ダストボックス自体なし

ダイキンRの場合

ダストボックス内にホコリがたまるか、またはダストブラシが汚れるとランプが点滅。積算時間で測るタイプではないようだ。ちなみにダイキンのフィルター掃除と言えば10年ゴミ捨て不要をうたい文句にしている事で有名。

ダストボックスのサイン以外にストリーマのお掃除サインもある。このストリーマユニットの掃除をおこたるとストリーマ放電できなくなるので効果がなくなってしまう。

1800時間以上運転するとランプが点滅して教えてくれる。

ストリーマユニットの掃除について詳しく知りたい方はデスクトップの方は右、スマホの方は下のカテゴリー・ 一覧の

一番下から二番目『エアコン掃除・クリーニング 』を参考に
していただきたい。

ちなみにナノイーのユニット交換は必要なし。

室外機

ダイキンR:高外気タフネス冷房

パナHX:耐塩害室外機

ダイキンRの場合

ダイキン独自の2015年新機能。高外気タフネス冷房という機能がダイキンのFシリーズ以上からついた(室外機)。どういうものかと言うと外気温45℃での冷房運転に対応できるようになったというもの。ベランダや住宅の隙間など、熱がこもりやすい場所でも快適な冷房運転可能。

パナHXの場合

海の近くでは金属がさびる事が知られているが、室外機も同じ。なので沿岸部や海に囲まれた地域のエアコンが高いというのは塩害対策されているエアコンの場合が多い。

給気換気

ダイキンR:あり

パナHX:なし

ダイキンR独自の機能。車の排ガス処理に利用されている熱触媒技術を応用し、野外からのいやな臭いを分解。換気運転することで部屋の空気を入れ替える事が可能。

パワフルモード

ダイキンR:あり

パナHX:あり

パナHXの場合

暖房・冷房運転中に『もっと』ボタンを押すことでより強力な温風・冷風が吹き出し(暖房:45分、冷房:30分)自動で元の運転に戻る。

据え付け位置の設定

エアコン本体が部屋の中央なのか、左端なのか右端なのか。きちんと設定することでより効率のいい運転が可能になる。特にセンサー(カメラ)つきエアコンでは大事な設定

ダイキンR:できる

パナHX:できる

家具の位置の設定

ダイキンR:できない

パナHX:できる

リモコンで家具の有無・位置を細かく設定可能。家具のあるエリアを避けて人に風が届く風向を自動で選んでくれる。

ダイキンRとパナHXの共通項目

新冷媒R32使用・上下左右風向切り替え自動・入/切タイマー併用可・ランドリーモードあり・リモコンホルダー付属

生産地

ダイキンR:日本製(リモコンは除く)

パナHX:日本製(付属品の一部に海外製品)

ダイキンAN40SRPと日立RAS-X40E2の違い

両シリーズとも2015年モデルのフィルター自動掃除付きエアコン(ダストボックスタイプ)で最上位クラス。

ダイキンRシリーズ室内機

2015年量販Rシリーズ住設RXシリーズ室内機(すべての畳数で同じ大きさ)

2015年量販Rシリーズ住設RXシリーズ室内機ベージュ色

14畳(40)と26畳(80)はホワイト色のみ。それ以外はホワイトとベージュ色の2色。

日立Xシリーズ室内機

2015年日立Xシリーズ室内機(すべての畳数で同じサイズ)

ホワイトのみ。

これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。

ダイキンAN40SRPと日立RAS-X40E2の違い

ダイキンのこのRシリーズは全メーカー含めて唯一加湿が出来る、うるるとさらら(うるさら7)の名称で有名。

加湿機能が欲しい人にはおすすめだ。

以下、ダイキン:、日立:と省略して呼ぶことにする。

スペック

AN40SRPのスペック

RAS-X40E2のスペック

※能力の平均は同じだが
カッコの中の最大・最小運転能力に注目。最大運転能
力は大きいほど、最小運転能力の場合は小さいほど快適性能
が良くなる。

表の数字を参考にすると電気代を調べる事も出来る⇒エアコンの年間電気代の簡単な調べ方

まだどのメーカーかも決まってない方には役立つページ ⇒ 詳しくはコチラ ⇒ エアコンメーカーを鬼比較!

まず両メーカーの売り

ダイキン:ストリーマと加湿

日立:ステンレス+くらしカメラ3D

ストリーマとは?

ダイキンのストリーマ写真

ストリーマとはダイキン独自の技術で、フィルターに捕獲したダニ(フン・死骸)・カビ・花粉等を強力に分解する。部屋の空気だけでなく、機械内部にもストリーマを照射することで、カビ菌・ニオイの原因菌を分解・除去する※追記 新型コロナウイルスの抑制にダイキンのストリーマは効果があるのか?実験結果では、ストリーマを1時間照射することにより新型コロナウイルスは93.6%不活化させ、3時間照射することにより99.9%以上を不活化されたと発表された!

というもの。

ダイキン唯一の機能『加湿』

このうるる加湿という機能は無給水加湿という事を知らない人も多いかもしれない。つまり給水がいらない。水を入れなくても自動で加湿しながら暖房可能なのだ。

どうやってそれを可能にしているのかと言うと室外機の中に特別な装置が入っていて外の空気を取り込むときに湿度を取り込んで加湿するという仕組み。なので単純に加湿器の変わりになる、というわけではなく、手入れの必要もスペースもいらない、という利点もある。

ステンレスとくらしカメラ3Dについては、下記参照。

センサー(カメラ)

ダイキン:あり

日立:くらしカメラ3D

ダイキンの場合

人の動きに合わせてエアコンの左・中央・右へ気流吹き分け可能。

2つの設定『エリア』『スポット』を選べる、エリア設定は人に風を直接あてないモードでスポットにすると人に風が直接当たるモード。

そして人の不在を検知して自動停止、消し忘れ防止機能もあり。

日立の場合

カメラが3つ付いている。

cats

カメラといっても撮影する機能ではない。

画像カメラと温度カメラにより、人の位置、人数、活動量(人の動きの多い・少ない)、人の周囲の温度を検知。

さらにXになり新しくついた機能がこれ、画像カメラと近赤外線LEDと組み合わせた『ものカメラ』により、家具の位置や形状を検知、『気流の通り道』を認識するのだ。

気流の通り道?

cats

どういうことかと言うと、この『ものカメラ』は家具の位置や形状を検知する。

それによって気流の通り道を見つけ、効率よく風を循環させることができるようになった。冬は家具に邪魔されないようにうまく足元を温めてくれるなど、自動ですべてやってくれるのだ。

暖房時のイメージ写真

cats

冷房時のイメージ写真

cats

Xのリモコンには気流の通り道ボタンが新しく追加されたのだが、上の写真を見て??と思った人がいるかもしれない。

真ん中だけよけて風を出せるのだろうかと。

通常のエアコンは一枚板のタイプだが

Xシリーズは新しい今までにない風向版になった。

cats

風向版が3つに分かれ『3分割フロントフラップ』という名称になっている。これによって細かく気流を制御できるようになった。

ちなみに他メーカーに3分割はないが、2分割になっているのは三菱電機の一部シリーズで売られている。

この3分割になったことにより、リモコンのボタンにも『ハネ選択』という新しいボタンがついた。

つまりこの3つの風向版をそれぞれ調整できるわけだ。

エアフィルター

ダイキン:フッ素コーティングフィルター

日立:ステンレスフィルター

フッ素加工することで、油分を含んだホコリもとれやすい。

通常のエアフィルターのイメージ写真↓

img_airfilter

日立にはステンレスフィルターが使用されており、除菌と汚れを寄せ付けない効果がある。

さらに

cats

フィルターだけではなくて通風路やフラップ、にもステンレスが使用されていて、ファンには銀イオンを添加することで除菌の効果、通常の熱交換器ではなくチタン熱交換器となっており除菌・防カビの効果がある。

一方ダイキンの風向版や通風路はプラスチックのみだが、除菌などに効果がある強力なストリーマあり。

気流制御

ダイキン:サーキュレーション気流

日立:くらし気流・風よけ(カメラの説明参照)

ダイキンの場合

大風量で部屋の隅々まで気流を循環させ温度ムラの少ない快適な環境にしてくれる機能。暖房時は天井に気流を沿わせるコアンダ構造、気流を回す下吸い込み構造、大風量を生むシャープクロスフローファンによって可能になった。

最大12メートル先まで気流を届ける事が可能(14畳以上の機種)。最大180度ワイド(左右)に気流の向きが調節可能。

除湿

ダイキン:さらら除湿

日立:再熱除湿方式(自動・手動・ランドリー・けつろ・パワフル・カビ見張り)

ダイキンの場合

ダイキンのさらら除湿はハイブリッド方式という他のメーカーにない特殊な方法を取っている。必要な除湿量に応じて熱交換器の全体、または一部だけを冷やして無段階コントロールで除湿するのだ。

さらに2015年から登場したダイキンの新機能

デシクル制御によって更に湿度制御ができるようになった。具体的には2014年までのダイキンの湿度制御技術は設定温度に達すると除湿できない欠点があったのだが、それを改善して設定温度に到達した後も除湿できるようになったというもの。

日立の場合

日立の手動除湿の場合、温度設定しながら除湿も可能。

日立の手動というのは具体的にはリモコンのボタンで5種類の除湿方法を選択でき、再熱除湿方式も含む。

再熱除湿方式について知りたい方はデスクトップの方は右、スマホの方は下のカテゴリー・一覧の一番下『エアコンの100V200V・仕組み・冷媒・インバーター・除湿 』を参考にしていただきたい。

除湿で洗濯物の乾燥を早めたい時はランドリー、冬場の窓の結露を抑えたい時はけつろを選択。

エアフィルター以外の付属フィルター

ダイキン:チタンアパタイトフィルター(10年交換不要)

日立:別売り

一番手前にあるエアフィルターは全メーカーついている。

エアフィルターイメージ写真↓

img_airfilter

これの奥につけるフィルターの事だ。

ダイキン エアコン用光触媒集塵・脱臭フィルター↓

KAF046A41

チタンアパタイトで、カビ菌と悪臭の原因となる成分などを吸着。

おやすみ機能

おやすみ切タイマーとも言われるが、それと入/切タイマーとの大きな違いは眠っている間も快眠できるように微妙な温度調節を自動でしてくれる点だ。使い方を間違うと逆に寝苦しくなる可能性があり注意が必要。

ダイキン:快眠運転

日立:みはっておやすみ運転

ダイキンの場合

冷房・暖房運転時に、快眠ボタンを押し1時間刻みで運転を切る設定可能。約3時間かけて設定温度を2℃下げていき、起床時刻の約一時間前から設定温度を1℃自動的に上げる。これにより快眠が可能になるという事だ。

日立の場合、冷房・除湿・カラッと除湿・涼快運転時におやすみに適した風速でのタイマー切運転の事。時間が経過して運転停止した後も、室温が上がると設定温度をひかえめにして自動で再運転を行う。

ということ。

寝苦しい夜にはおすすめの機能となる。

フィルター自動お掃除時間

ダイキン:約11分

日立:約11分(暖房後の場合。下記説明あり)

ダイキンの場合

積算時間に応じて約1日運転した後に停止で掃除運転を始める。

もしダイキンの自動内部クリーンを『入』にしていた場合、冷房・ドライ運転停止後に乾燥運転約100分あり。

日立の場合

暖房や冷房などを15分以上運転してから停止したときに、『前回の「フィルター掃除」運転終了から運転時間の積算が34時間を超えている』または
「1週間以上運転していない」場合に掃除運転する。

ecoこれっきり・冷房・除湿運転後の場合内部乾燥運転が約5分の後にフィルター掃除がはじまる。

これは人によって基準が違うのでよく考えるべし。

内部クリーン(乾燥)

エアコン内部が湿っているとカビが増殖しやすくなる。それを防ぐのが内部クリーンだ。機種によって基本運転時間の差がある。

ダイキン:約100分

日立:約60分

・もちろん両シリーズともに内部クリーンの解除も設定可能。

ダストボックスサイン

自動でフィルター掃除したホコリをダストボックスにためるが、エアコン本体のおそうじランプが光る事で掃除の時期をおしえてくれる。

ダイキン:あり

日立:なし

ダイキンの場合

ダストボックス内にホコリがたまるか、またはダストブラシが汚れるとランプが点滅。積算時間で測るタイプではないようだ。ちなみにダイキンのフィルター掃除と言えば10年ゴミ捨て不要をうたい文句にしている事で有名。

ダストボックスのサイン以外にストリーマのお掃除サインもある。このストリーマユニットの掃除をおこたるとストリーマ放電できなくなるので効果がなくなってしまう。

1800時間以上運転するとランプが点滅して教えてくれる。

ストリーマユニットの掃除について詳しく知りたい方はデスクトップの方は右、スマホの方は下のカテゴリー・ 一覧の

一番下から二番目『エアコン掃除・クリーニング 』を参考に
していただきたい。

ちなみにナノイーのユニット交換は必要なし。

給気換気

ダイキン:あり

日立:なし

ダイキンR独自の機能。車の排ガス処理に利用されている熱触媒技術を応用し、野外からのいやな臭いを分解。換気運転することで部屋の空気を入れ替える事が可能。

生産地

ダイキン:日本製(リモコンは除く)

日立:日本製

ダイキン量販AN40SRPと住設S40STRXPの違い

ダイキンの量販店向けRシリーズは住宅設備向けにはRXシリーズとして出ている。

どちらも加湿可能。

ほとんどの機能は同じなのだが、大事な違いもある。

しっかりチェックすべし。

量販Rシリーズ・住設RXシリーズ(すべての畳数で同じ大きさ)

2015年量販Rシリーズ住設RXシリーズ室内機(すべての畳数で同じ大きさ)

ホワイト色は両シリーズともすべての畳数であり。

室外機

量販Rシリーズ・住設RXシリーズ

2015年量販Rシリーズ住設RXシリーズ室外機

6畳・8畳用だけサイズが小さい。

これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。

ダイキン量販AN40SRPと住設S40STRXPの違い

以下Rシリーズ:、RXシリーズ:と省略して表記。

ベージュ色のラインナップの違い

2015年量販Rシリーズ住設RXシリーズ室内機ベージュ色

住宅設備向けに出ているRXシリーズはすべての畳数でホワイト以外にベージュ色もある。

量販店向けの14畳(40)と26畳(80)はホワイト色のみ。それ以外はホワイトとベージュ色の2色。

室外電源200V対応機種

ダイキンの住宅設備向けに出している特徴の一つがこれ、室外電源対応機種がある(型番の最後がV)ちなみに室内電源は一般的な家庭用コンセントで使えるエアコン。

一番下のラインナップ参照。

スペック

AN40SRPのスペック

S40STRXPのスペック

どちらも200Vタイプ。100Vタイプもあり⇒ダイキン量販AN40SRSと住設S40STRXSの違い

まだどのメーカーかも決まってない方には役立つページ ⇒ 詳しくはコチラ ⇒ エアコンメーカーを鬼比較!

配管長の限度

Rシリーズ: 配管長10m (チャージレス10 m)

RXシリーズ: 長尺配管15m (チャージレス15 m)

室内機と室外機が離れているほど(配管が長いほど)冷房・暖房能力が下がってしまう。例えばRシリーズの場合、配管の長さがどうしても10mを越えてしまった場合、ガスチャージが必要である。

室内機と室外機の最大高低差

Rシリーズ: 10m

RXシリーズ:  12m

例えば2階の室内機をつけた部屋にベランダがない場合、1階の大地に室外機を設置するケースが一番多いと思うが、1~2階で約3~4m。

つまり住宅設備向けのRXシリーズの方が幅広い住宅に対応できる可能性がある。

ちなみに両シリーズとも日本製である(リモコン除く)

ラインナップ

量販ダイキンRシリーズ

AN22SRS  AN25SRS

AN28SRS  AN36SRS

AN40SRS  AN40SRP

AN56SRP  AN63SRP

AN71SRP  AN80SRP

6畳から26畳用まである。最後の型番がPとなっているのは200Vという意味でその他は100V。

14畳(40)と26畳(80)以外はホワイト以外にベージュ色あり。

住設ダイキンRXシリーズ

S22STRXS  S25STRXS

S28STRXS  S36STRXS

S40STRXS  S40STRXP

S56STRXP  S63STRXP

S71STRXP  S80STRXP

室外電源200V↓

S40STRXV

S56STRXV  S63STRXV

S71STRXV  S80STRXV

6畳から26畳用まで。最後の型番がPとなっているのは室内電源200Vという意味でSは室内電源100V。

すべての畳数でホワイト以外にベージュ色あり。

ダイキンAN40SABKPとAN40SRPの違い

両シリーズともダイキンの2015年、量販店向けモデルだ。

実はABKシリーズはビックカメラオリジナルエアコンとして販売されている。

一方、量販店向けのRシリーズは『うるさら7』で有名だ。

両シリーズとも全メーカーのエアコンの中でも高級クラスになる。

今回は違いがある機能の部分だけをピックアップして記録したので参考にしていただきたい。

これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。

AN40SABKPとAN40SRPの違い

以下、ABK:、R:と省略して表記することにする。

まだどのメーカーかも決まってない方には役立つページ ⇒ 詳しくはコチラ ⇒ エアコンメーカーを鬼比較!

加湿の有無

R: 〇

ABK: ×

ダイキン一番の売りと言ってもいいだろう。

ダイキン唯一の機能『加湿』

このうるる加湿という機能は無給水加湿という事を知らない人も多いかもしれない。つまり給水がいらない。水を入れなくても自動で加湿しながら暖房可能なのだ。

どうやってそれを可能にしているのかと言うと室外機の中に特別な装置が入っていて外の空気を取り込むときに湿度を取り込んで加湿するという仕組み。なので単純に加湿器の変わりになる、というわけではなく、手入れの必要もスペースもいらない、という利点もある。

換気機能の有無

R: 〇

ABK: ×

ダイキンR独自の機能。車の排ガス処理に利用されている熱触媒技術を応用し、野外からのいやな臭いを分解。換気運転することで部屋の空気を入れ替える事が可能。地味な機能だが、全メーカーを含めてもダイキンのこのシリーズだけの機能だ。

ビックカメラオリジナルだけの機能2つ

センサー自動お出かけ運転

不在を検知して節電運転中に人を再び検知すると元の温度設定で運転を再開してくれるという機能。

オリジナルパワーセレクト運転

エアコンの通常運転より30パーセント抑えた省エネ運転をしてくれて、電力ピーク時の節電運転に役立つというもの。

型番

R

AN22SRS,AN25SRS,AN28SRS,AN36SRS,AN40SRS

 AN40SRP,AN56SRP,AN63SRP,AN71SRP,AN80SRP

6畳から26畳用まである。最後の型番がPとなっているのは200Vという意味だ。その他は100V。

14畳(40)と26畳(80)以外はホワイト以外にベージュ色あり。

ABK

AN22SABKS  AN25SABKS  AN28SABKS

 AN36SABKS  AN40SABKP  AN56SABKP

AN63SABKP  AN71SABKP  AN80SABKP

6畳から26畳用まである。最後の型番がPとなっているのは200Vという意味だ。その他は100V。

ホワイト色のみ。

2016年AN40TRPと2015年AN40SRPの違い

ダイキンの最上位シリーズと言えば『うるさら7』である。

全メーカーの中で唯一【加湿が出来る】のは、この両Rシリーズのみ。

2016年版は何が変わったのか?

これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。

2015年AN40SRPと2016年AN40TRPの違い

2015年Rシリーズ(すべての畳数で同じ大きさ)

2015年量販Rシリーズ住設RXシリーズ室内機(すべての畳数で同じ大きさ)

色・14畳の100V用/26畳用を除いた畳数でホワイト以外にベージュ色あり

2015年量販Rシリーズ住設RXシリーズ室内機ベージュ色

2016年Rシリーズ(すべての畳数で同じ大きさ)

2016年Rシリーズ(すべての畳数で同じ大きさ)2

色・14畳の100V用/26・29畳用を除いた畳数でホワイト以外にベージュ色あり

2016年Rシリーズ(すべての畳数で同じ大きさ)ベージュ色

まず室内機のデザインが変わった事がわかる(サイズは同じ)それに伴って内部の構造にも少し変化があった(記事後半へ)

スペック

AN40SRPのスペック

AN40TRP-W(-C)のスペック

通年エネルギー消費効率は若干の改善だが、低温時暖房能力と冷房時の省エネ率の上げ幅が大きい。14畳の100Vタイプもあり→2016ダイキン量販:最上AN40TRS

まだどのメーカーかも決まってない方には役立つページ ⇒ 詳しくはコチラ ⇒ エアコンメーカーを鬼比較!

2016年版は風を当てない垂直気流を採用

垂直だと何がいいのか?

ダイキンの垂直気流2016年新機能

上が従来の暖房の気流

下が2016年垂直気流である。

※床面が十分に温まってから垂直気流に切り替わる

簡単に言うと

体に直接風が当たりにくい→乾燥を防ぐ

※さらに【うるさら7】には加湿機能もあり

垂直気流に切り替わってからは、ほぼ無風空間で足元から暖めるので風が当たらなくて快適、という点も他メーカーにない特徴になるだろう。

ちなみにこの気流で運転音が50%低減されたとの事。

. 暖房性能の大幅向上
室外ユニットの構造を一新することで、大幅に暖房性能が向上。

加湿ユニットを従来より約50%小型化することで熱交換器を大きくすることができ、暖房低温能力が約11%向上、マイナス15℃でも定格暖房能力を維持します。速暖性も向上させ、エアコンから6m離れた位置でも従来比約2倍の速さで設定温度に到達します。さらに「高温風モード」の搭載により、最高約60℃の吹出温度の運転も可能です。また、室外機の熱交換器下部に比較的暖かい冷媒を流す等、凍結しにくい構造を新たに採用し、外気温マイナス25℃(従来機はマイナス20℃)でも運転可能です。

公式サイトより抜粋

新機能の内容をもっと詳しく知りたい方は

ダイキン公式サイト

ルームエアコン『うるさら7(セブン)(Rシリーズ)』新発売のページへ

さらに変わったポイント

内部構造の変化

光触媒集塵脱臭フィルターの形が変わった。

2015年版は細長い長方形だったフィルターの形が正方形に近づいた。

ダストボックスの形が変わった

2016ダイキンダストボックス

2015年版は一体型で大きなダストボックスだったのだが、2016年版は上の写真の通り二つに分かれている。これによって片手でも脱着出来るようになり作業が楽になった。

2016年から追加された機能あり

学習タイマー運転

学習タイマーを入に設定した場合に時刻入タイマーを予約すると、その時刻にリモコンの設定温度になるように、最長2時間前から能力を抑えた事前運転を開始。入タイマー設定のたびに、設定温度到達までに必要な事前運転時間と運転能力を学習する事で、より消費電力が少ない時刻に入りタイマー運転にする賢い機能。

床温度センサー

ダイキンの床温度センシング

人・床温度センサーで床面の温度分布を細かく
検知。あたためる位置をコントロールすることで、
床面全体をムラなくあたためます。

ダイキンの床温度センシング

低外気タフネス冷房

室外機・熱交換器の暖房能力の向上により、低温暖房能力がアップ。さらに、低温に耐える電気部品や室外機の凍結/霜付きを抑える
機能を採用し、外気温が-25℃でも運転が行えるようになった。

ダイキンの低外気タフネス暖房

さらにダイキンと言えばストリーマだが、ストリーマユニットの長寿命化によりお手入れが不要になった点は嬉しい改善である。

ラインナップ

2015年Rシリーズ

AN22SRS  AN25SRS

AN28SRS  AN36SRS

AN40SRS  AN40SRP

AN56SRP  AN63SRP

AN71SRP  AN80SRP

6畳から26畳用まである。最後の型番がPとなっているのは200Vという意味だ。その他は100V。

14畳(40)と26畳(80)以外はホワイト以外にベージュ色あり。

2016年Rシリーズ

AN22TRS  AN25TRS

AN28TRS  AN36TRS

AN40TRS  AN40TRP

AN56TRP  AN63TRP

AN71TRP  AN80TRP

AN90TRP

6畳から26畳用まである。最後の型番がPとなっているのは200Vという意味でその他は100V。

14畳(40)と26畳(80)29畳(90)以外はホワイト以外にベージュ色あり。

2016年版は新しく29畳用あり。

ダイキンAN40SRPと三菱MSZ-ZW405Sの違い

両シリーズとも2015年モデルのフィルター自動掃除付きエアコン(ダストボックスタイプ)。

ダイキンRシリーズ室内機

2015年量販Rシリーズ住設RXシリーズ室内機(すべての畳数で同じ大きさ)

2015年量販Rシリーズ住設RXシリーズ室内機ベージュ色

14畳(40)と26畳(80)はホワイト色のみ。それ以外はホワイトとベージュ色の2色。

三菱電機ZWシリーズ室内機

2015三菱電機ZWシリーズ室内機

2色。

これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。

ダイキンAN40SRPと三菱電機MSZ-ZW405Sの違い

両シリーズ共に最上位機種でダイキンのこのRシリーズは全メーカー含めて唯一加湿が出来る、うるるとさらら(うるさら7)の名称で有名。

加湿機能が欲しい人にはおすすめだ。

以下、ダイキン:、霧ヶ峰:と省略して呼ぶことにする。

スペック

AN40SRPのスペック

MSZ-ZW405Sのスペック

※能力の平均は同じだが
カッコの中の最大・最小運転能力に注目。最大運転能
力は大きいほど、最小運転能力の場合は小さいほど快適性能
が良くなる。

表の数字を参考にすると電気代を調べる事も出来る⇒エアコンの年間電気代の簡単な調べ方

まだどのメーカーかも決まってない方には役立つページ ⇒ 詳しくはコチラ ⇒ エアコンメーカーを鬼比較!

まず両メーカーの売り

ダイキン:ストリーマと加湿

霧ヶ峰:ムーブアイ極

ストリーマとは?

ダイキンのストリーマ写真

ストリーマとはダイキン独自の技術で、フィルターに捕獲したダニ(フン・死骸)・カビ・花粉等を強力に分解する。部屋の空気だけでなく、機械内部にもストリーマを照射することで、カビ菌・ニオイの原因菌を分解・除去する※追記 新型コロナウイルスの抑制にダイキンのストリーマは効果があるのか?実験結果では、ストリーマを1時間照射することにより新型コロナウイルスは93.6%不活化させ、3時間照射することにより99.9%以上を不活化されたと発表された!

というもの。

ダイキン唯一の機能『加湿』

このうるる加湿という機能は無給水加湿という事を知らない人も多いかもしれない。つまり給水がいらない。水を入れなくても自動で加湿しながら暖房可能なのだ。

どうやってそれを可能にしているのかと言うと室外機の中に特別な装置が入っていて外の空気を取り込むときに湿度を取り込んで加湿するという仕組み。なので単純に加湿器の変わりになる、というわけではなく、手入れの必要もスペースもいらない、という利点もある。

霧ヶ峰のムーブアイ極とは?

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ムーブアイ極は人の体感温度の体の部位ごとの表面温度を0.1℃単位まで検知可能。部屋の明るさに関係なく、人のいる、いない、床・壁・状態・間取り・日射熱・天井・距離をチェックして検知可能。

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さらに人の場所を検知してくれる事で

風当て・風よけも可能、

冬場の冷えた足の温度を見て温風を立ててくれるなどの便利さもある。

2014年版までの160℃検知では死角が出来ていた。

2015年版は360°検知だ、エアコンの後ろにある窓の温度まで見張る事が可能になった。

エアコンの設置麺に窓がある割合は約7割という三菱電機のデータに基づいた新発想の機能。

夏の場合

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360℃センシングにより窓の後ろの日射の温度変化を検知。

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自動で日射熱をガードする風+人感センサーによる風の吹き分け(風よけ・風あて)などが可能になった。

日射熱ガード冷房という名称がついている。

さらに人が離れると自動でこの日射熱ガード運転をやめるので省エネにもなる。

これは冬場にも効果を発揮する。

窓からの冷気を検知することで、下向きの気流で冷気をカット。

なぜかと言うと冷たい空気は下からくるからだ。

同じく窓からの冷気をカットしながら、人感ムーブアイ極によるピンポイント暖房が可能なのだ。

実はダイキンにもセンサーが付いている。

ダイキンの場合

人の動きに合わせてエアコンの左・中央・右へ気流吹き分け可能。

2つの設定『エリア』『スポット』を選べる、エリア設定は人に風を直接あてないモードでスポットにすると人に風が直接当たるモード。

そして人の不在を検知して自動停止、消し忘れ防止機能もあり。

だが、センサー性能だけ見れば霧ヶ峰のムーブアイには適わない。

気流制御

ダイキン:サーキュレーション気流

霧ヶ峰:ムーブアイによる細かい気流制御可能

ダイキンの場合

大風量で部屋の隅々まで気流を循環させ温度ムラの少ない快適な環境にしてくれる機能。暖房時は天井に気流を沿わせるコアンダ構造、気流を回す下吸い込み構造、大風量を生むシャープクロスフローファンによって可能になった。

最大12メートル先まで気流を届ける事が可能(14畳以上の機種)。最大180度ワイド(左右)に気流の向きが調節可能。

除湿

ダイキン:さらら除湿

霧ヶ峰:湿度を選べる除湿

ダイキンRの場合

ダイキンのさらら除湿はハイブリッド方式という他のメーカーにない特殊な方法を取っている。必要な除湿量に応じて熱交換器の全体、または一部だけを冷やして無段階コントロールで除湿するのだ。

さらに2015年から登場したダイキンの新機能

デシクル制御によって更に湿度制御ができるようになった。具体的には2014年までのダイキンの湿度制御技術は設定温度に達すると除湿できない欠点があったのだが、それを改善して設定温度に到達した後も除湿できるようになったというもの。

霧ヶ峰の場合

湿度を10%単位で40%~70%の範囲で設定できる。こちらは再熱除湿方式だ。

再熱除湿・各メーカーの除湿方式について知りたい方はデスクトップの方は右、スマホの方は下のカテゴリー・一覧の一番下『エアコンの100V200V・仕組み・冷媒・インバーター・除湿 』を参考にしていただきたい。

エアフィルター以外の付属フィルター

ダイキン:チタンアパタイトフィルター(10年交換不要)

霧ヶ峰:帯電ミクロフィルター(1個)

一番手前にあるエアフィルターは全メーカーついている。

イメージ写真↓

img_airfilter

これの奥につけるフィルターの事だ。

ダイキン エアコン用光触媒集塵・脱臭フィルターKAF046A41↓

KAF046A41

チタンアパタイトで、カビ菌と悪臭の原因となる成分などを吸着。

帯電ミクロフィルターのイメージ写真↓

帯電ミクロフィルター

霧ヶ峰の場合一個ついている。

暖房に特化した機能

ダイキン:あり

霧ヶ峰:あり

ダイキンの場合

翌朝暖房という機能(名称)になっており、約1分で温風を吹き出させることが可能。暖房の余熱で前日霜取りをすることで翌朝のスピード暖房が可能になるというもの。

霧ヶ峰の場合

ムーブアイ極による冷えた足先への暖房はもちろんのこと、霧ヶ峰にも暖房立ち上がり時に風がすぐに高温になるような急速Wヒートという仕組みがある。

さらに室温キープシステムにより、室温低下を予測しあらかじめ室温を上げる事で室温低下を抑制させる機能もあり。

高温パトロールモード

ダイキン:あり

霧ヶ峰:なし

これは部屋が高温・多湿になると音声でお知らせしてくれて冷房運転にしてくれるというものだ。

もしそうなった場合は『室温が高くなりました、冷房運転を開始します』とエアコンから音声が流れる仕組み。

音声アドバイス機能

ダイキン:あり

霧ヶ峰:なし

ダイキンRの場合、エアコンが室内の温度や湿度、野外温度の変化、冷やしすぎなどを検知して、より快適な運転に切り替えるきっかけをつくってくれる。

例えば

部屋が乾燥ぎみの場合:『湿度が低くなっています、加湿暖房運転がおすすめです』

室内よりも室外温度が低くなった場合(冷房時のみ):『設定温度よりも室外温度が低くなりました』

エアコンの目標電気代を設定した場合:『目標電気代の約50パーセントに到達しました』など。

ちなみにリモコンを操作した場合も音声でお知らせしてくれる。

例えば

設定湿度を変更したとき:『湿度が美肌に設定されました』

フィルター自動掃除開始時:『フィルター掃除運転を開始します』など。

ここからがどのサイトでも比較していない鬼比較の真骨頂↓

自動運転

自動運転の利点は自動ボタンを押すだけで自動的に運転モードを選択してくれる点。ただ、メーカーや機種によって運転内容や選ぶ運転モードの差がある事は知られていない。

ダイキン:快適エコ自動運転

霧ヶ峰:冷房時(暖房時は自動でサーキュレーター運転併用)

ダイキンの場合

室内、室外温度に応じて、除湿、冷房、暖房(加湿も併用)のいずれかを選択してくれる。同じ温度でも湿度があがる事で肌が暖かく感じられることが知られており結果的に節電にもつながる。

さらに人感センサーによる吹き分けも可能(上記センサー参照)。

霧ヶ峰の場合

三菱電機はムーブアイ極による風の吹き分け以外にハイブリッド運転という機能も売りにしている。

これは冷房と送風を自動的に切り替えてくれる便利な機能だ。

暖房運転時には部屋の上下の温度ムラを検知すると自動でサーキュレーター運転に切り替えてくれるのだ。

霧ヶ峰は除湿ボタンを押すことで除湿可能。

メーカーや機種の違いで自動運転の方法にも違いがるのでしっかりチェックすべし。

おやすみ機能

おやすみ切タイマーとも言われるが、それと入/切タイマーとの大きな違いは眠っている間も快眠できるように微妙な温度調節を自動でしてくれる点だ。使い方を間違うと逆に寝苦しくなる可能性があり注意が必要。

ダイキン:快眠運転

霧ヶ峰:ねむり運転

ダイキンの場合

冷房・暖房運転時に、快眠ボタンを押し1時間刻みで運転を切る設定可能。約3時間かけて設定温度を2℃下げていき、起床時刻の約一時間前から設定温度を1℃自動的に上げる。これにより快眠が可能になるという事だ。

霧ヶ峰の場合

冷房・除湿・暖房・ハイブリッド冷房・ハイブリッド暖房中に設定可能(ハイブリッド運転については上記『ハイブリッド運転』参照)。

最初の30分はねむり運転設定前の設定温度で運転し、約30分後にねむり運転の設定温度に切り替わるという機能。

設定できる温度の単位

ダイキン:0.5℃単位

霧ヶ峰:0.5℃単位

フィルター自動お掃除時間

ダイキン:約11分

霧ヶ峰:約3分

ダイキンの場合

積算時間に応じて約1日運転した後に停止で掃除運転を始める。

もしダイキンの自動内部クリーンを『入』にしていた場合、冷房・ドライ運転停止後に乾燥運転約100分あり。

霧ヶ峰の場合

前回のフィルターおそうじメカ運転からのエアコンの運転積算時間
が24時間を超えたときは、運転停止後に自動で行う。24時間未
満のときは行わない。(内部クリーン設定をしている場合は内部クリーン時間約55分の後にフィルター掃除が始まる)

・どちらも自動で運転させるかどうかは細かくリモコンで設定可能。

内部クリーン(乾燥)

エアコン内部が湿っているとカビが増殖しやすくなる。それを防ぐのが内部クリーンだ。機種によって基本運転時間の差がある。

ダイキン:約100分

霧ヶ峰:約55分

・もちろん両シリーズともに内部クリーンの解除も設定可能。

リモコン液晶のバックライト

ダイキン:あり

霧ヶ峰:あり

リモコンの蓄光ボタン

真っ暗の場合でも、少しの間ボタンが光ってくれるもの。ボタンが見えなくて明かりをつけるという煩わしさがなくなる。

ダイキン:あり

霧ヶ峰:なし

ダストボックスサイン

自動でフィルター掃除したホコリをダストボックスにためるが、エアコン本体のおそうじランプが光る事で掃除の時期をおしえてくれる。

ダイキン:あり

霧ヶ峰:あり

ダイキンの場合

ダストボックス内にホコリがたまるか、またはダストブラシが汚れるとランプが点滅。積算時間で測るタイプではないようだ。ちなみにダイキンのフィルター掃除と言えば10年ゴミ捨て不要をうたい文句にしている事で有名。

ダストボックスのサイン以外にストリーマのお掃除サインもある。このストリーマユニットの掃除をおこたるとストリーマ放電できなくなるので効果がなくなってしまう。

1800時間以上運転するとランプが点滅して教えてくれる。

ストリーマユニットの掃除について詳しく知りたい方はデスクトップの方は右、スマホの方は下のカテゴリー・ 一覧の

一番下から二番目『エアコン掃除・クリーニング 』を参考に
していただきたい。

ちなみにナノイーのユニット交換は必要なし。

霧ヶ峰の場合

約1万時間運転でお手入れランプ点灯。点灯したまま約1500時間運転するとフィルター掃除の運転はしなくなる。

ダイキン独自の2015年新機能

高外気タフネス冷房という機能がダイキンのFシリーズ以上からついた(室外機)。どういうものかと言うと外気温45℃での冷房運転に対応できるようになったというもの。ベランダや住宅の隙間など、熱がこもりやすい場所でも快適な冷房運転可能。

給気換気

ダイキンR:あり

霧ヶ峰:なし

ダイキンR独自の機能。車の排ガス処理に利用されている熱触媒技術を応用し、野外からのいやな臭いを分解。換気運転することで部屋の空気を入れ替える事が可能。

リモコンにパワフルボタン

ダイキン:あり

霧ヶ峰:なし

霧ヶ峰の場合

パワフルボタンはないので風量調節で調節する。

リモコンホルダー

ダイキン:付属

霧ヶ峰:別売り

据え付け位置の設定

エアコン本体が部屋の中央なのか、左端なのか右端なのか。きちんと設定することでより効率のいい運転が可能になる。特にセンサー(カメラ)つきエアコンでは大事な設定

ダイキン:できる

霧ヶ峰:できる

ダイキンと霧ヶ峰の共通項目

新冷媒R32使用・上下左右風向切り替え自動・入/切タイマー併用可・ランドリーモードあり

生産地

ダイキン:日本製(リモコンは除く)

霧ヶ峰:日本製(付属品の一部除く)