※このダイキンの2016年版AN22TESが価格.comの【空気清浄のエアコン・クーラー人気売れ筋ランキング】上位でした。
両シリーズともに2015年モデルの格安シリーズでどちらも人気が高くオススメ。
以下、ダイキンEとシャープTDと呼ぶことにする。
これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。
AN22SESとAY-E22TDを鬼比較
大きな違いはシャープが売りとするプラズマクラスターのイオン系と
ダイキンが売りとする光速ストリーマだ。
プラズマクラスターとは?
自然界と同じイオンで空気を浄化するというもの。具体的には浮遊菌の作用を抑えたり、カビ菌を除菌、臭いの分解・除去、浮遊ウィルスの作用を抑える。※追記 新型コロナウイルスの抑制にシャープのプラズマクラスターは効果があるのか?シャープ公式で空気中に浮遊する新型コロナウイルスの減少効果を確認したとの発表あり!プラズマクラスターイオンを約30秒照射することにより、感染価が90%以上減少することを世界で初めて実証!イオン濃度が高い方が細菌やウイルスの抑制や不活化に有効である。シャープの場合はプラズマクラスターNEXTの効果が一番高い。ダニのふん、しがいの増加を抑え静電気も抑えるという効果もあり。多くの企業で採用さえているようだ。
ダイキンのストリーマとは?
ストリーマは、フィルターに捕獲したダニ(フン・死骸)・カビ・花粉等を強力に分解する。部屋の空気だけでなく、機械内部にもストリーマを照射することで、カビ菌・ニオイの原因菌を分解・除去する
というもの。
効果を持続させるには注意点もあり
ちなみにどちらのシリーズも単独運転可能だ。
エアフィルター以外のフィルター
ダイキンE:あり
シャープTD:なし
ダイキンには3年交換不要の光触媒チタンアパタイトフィルターというものが付属されている。これがあることで若干の空気清浄効果が期待できる。
一番手前にあるエアフィルターは
全メーカーついているもの。
エアフィルターイメージ写真↓
このエアフィルターの奥につけるのがチタンアパタイトフィルターだ。
公式な名称は少し違うようだ↓
ダイキンEの光触媒集塵・脱臭フィルターのイメージ写真
この小さいフィルターのこと。
ちなみに値段はネットで1600円ぐらいで売られている。
除湿
ダイキンE:5段階セレクトドライ
シャープTD:コアンダ除湿(1段階)
『ダイキンの5段階セレクトドライ』とは!?
ダイキンの5段階セレクトドライとは標準の温度を基準に-2℃から+2℃まで5段階で調整可能。※標準というのはドライ運転開始時の室内温度の事。
両機種ともに再熱除湿方式ではないので部屋の中が若干寒くなる可能性あり。
ここからがどのサイトでも比較していない鬼比較の真骨頂↓
気流制御
ダイキンE:風ないス運転
シャープTD:コアンダ気流
ダイキンの『風ないス運転』とは
ボタンを押すだけで風向と風量を自動調節、体に風を直接当たりにくくさせるものだ。具体的には冷房、ドライの場合フラップ(風向版)の向きが上に、暖房の場合下向きになる。
シャープは快適気流に関しても頑張っている会社だ。風向版のサイズが他メーカーに比べて大きい事で有名。
シャープのコアンダ気流とは?
天井や床面を沿うように流れる気流を作ることで、体に直接あたりにくい風を実現。
・冷房の時に天井方向へ風を送り冷風感を防ぐ(すこやかシャワー気流)
自動運転
ダイキンE:あり
シャープTD:なし
自動運転の利点は自動ボタンを押すだけで自動的に運転モードを選択してくれる点。ただ、メーカーや機種によって運転内容や選ぶ運転モードの差がある事は知られていない。
ダイキンEの場合、自動ボタンを押すだけで室内、室外温度に応じて、除湿、冷房、暖房のいずれかを選択してくれる。
シャープTDの場合、毎回リモコンのそれぞれの運転モードボタンを押す必要がある。
入・切タイマー
ダイキンE:併用可(両方1時間単位)
シャープTD:併用不可
おやすみ機能
おやすみ切タイマーとも言われるが、それと入/切タイマーとの大きな違いは眠っている間も快眠できるように微妙な温度調節を自動でしてくれる点だ。
ダイキンE:おやすみ運転
シャープTD:おやすみ切タイマー
ダイキンEの場合
冷房・暖房運転時に、快眠ボタンを押し1時間刻みで運転を切る設定可能。約3時間かけて設定温度を2℃下げていき、起床時刻の約一時間前から設定温度を1℃自動的に上げる。これにより快眠が可能になるという事だ。
シャープTDの場合
おやすみ切タイマー設定から1時間後に、設定温度を徐々にゆるめ、冷房・除湿時は約1℃高くし、暖房時は約3℃低くし、冷やしすぎや暖め過ぎを抑えるというもの。
設定できる温度の単位
ダイキンE:0.5℃単位
シャープTD:1℃単位
内部クリーン(乾燥)
エアコン内部が湿っているとカビが増殖しやすくなる。それを防ぐのが内部クリーンだ。機種によって基本運転時間の差がある。
ダイキンE:約120分
シャープTD:約20分~90分
ダイキンの場合、除湿か冷房運転後に運転(自動か手動設定可能)
ストリーマと併用して運転
シャープの場合・暖房時に約20分。冷房・除湿時に約70分~90分との事(自動か手動設定可能)
プラズマクラスターと併用して運転
ダイキンEとシャープTDで共通項目
左右風向版切り替え手動
生産国
ダイキンE:14畳用と18畳用のみ日本製(リモコン除く)その他のEは中国製。
シャープTD:中国製
型番
ダイキンE
AN22SES,AN25SES,AN28SES,AN36SES,AN40SEP,AN56SEP
同じく6畳用~18畳用まで
最後の型番がPとなっているのは200Vという意味でその他は100V。
シャープTD
AY-E22TD,AY-E25TD,AY-E28TD,AY-E40TD
6畳から14畳タイプまで100Vのみ。